「制服捜査」(佐々木譲)を読んだ。
「暴雪圏」よりおもしろかった。
帯広近郊の小さな町に赴任してきた巡査部長が町の事件を
解決していく短編集。
最後の「仮装祭」がいい。
「日本が均質な社会になっている今、犯罪はどの地域にも起こる。
犯罪者が育つ土壌も、全国どこでもさほど差はない。」
そうです。最近はすぐ近所で凄惨な事件が起こっても、それほど
驚くようなことではないのかも。
しかし、この町では、犯罪を起こさせないというより犯罪者を出さないほうに
主眼がおかれ、なにかあっても警察に届けるより防犯協会で握りつぶしてしまう。
そんなことが本当にあるのかどうかは知らないが、それを暴いていく
一駐在が小気味よい。
読む価値あり。
「暴雪圏」よりおもしろかった。
帯広近郊の小さな町に赴任してきた巡査部長が町の事件を
解決していく短編集。
最後の「仮装祭」がいい。
「日本が均質な社会になっている今、犯罪はどの地域にも起こる。
犯罪者が育つ土壌も、全国どこでもさほど差はない。」
そうです。最近はすぐ近所で凄惨な事件が起こっても、それほど
驚くようなことではないのかも。
しかし、この町では、犯罪を起こさせないというより犯罪者を出さないほうに
主眼がおかれ、なにかあっても警察に届けるより防犯協会で握りつぶしてしまう。
そんなことが本当にあるのかどうかは知らないが、それを暴いていく
一駐在が小気味よい。
読む価値あり。