ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

はさみとチャームと「サンタクロースっているんでしょうか?」

2010-11-22 11:59:31 | 古いモノ
待望のはさみをゲットしました。

英国アンティークのはさみはいろいろありまして、有名なのは食卓で
ぶどうの房をカットするためにのみ使われるという、なんとも
ぜいたくで優雅なはさみ(高価です)、タバコをカットするはさみ、
ろうそくの芯をカットするはさみ…。
そしてこれは多分裁縫のはさみ。長さ10センチほどの小さなはさみです。

こういう小さくてデコラティブなのが前から欲しかった。
刃はスティールのようですが、柄はホールマーク付きのシルバーです。
ヴィクトリアン。



刃物って魅力ありますねぇ。レターオープナーも欲しくて
ずっとチェックしてますが、なかなかないんだなぁ。

そして最近コツコツ買いだめてきたチャームがこちらです。



クリスマスっぽいのはそろそろ「銀の実」で紹介、販売します。

さて、バックのサンタさんですが、「サンタクロースっているんでしょうか?」
という、この時季になると必ず書評などで紹介される本の表紙です。
ご存知の方も多いのでは?うちでも子供が小さい時、読んであげました。

8歳の女の子の質問に答えたニューヨーク・サン紙の社説をそのまま
本にしたもので、目に見えることしか信じない大人たちを批判し、
一番大切なもの(愛やまごころ)は目に見えなくてもちゃんと
存在する、だからサンタクロースも必ずいるのだと、子供にも理解できる
文章で書かれています。しかも説得力があり、感動的。

昔から、難しいことを誰にでも分かるように説明できる人が本当に
頭のいい人だと思っている私としては、この記者さんはできるな、
と思いますね。あ、しかもこれは1897年に書かれたものでした。
昔の人はスゴいですね。