ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「緑の毒」

2011-10-27 14:59:29 | 読みモノ
「緑の毒」(桐野夏生)を読んだ。

久々の桐野姐さんの小説なので期待したけど、正直ハズレだったなぁ。
Amazonの宣伝文句は、
「妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。
連続レイプ犯。。水曜の夜ごと、川辺は暗い衝動に突き動かされる。
救命救急医と浮気する妻に対する、嫉妬。邪悪な心が、
無関心に付け込む時――。」
と、どんな悪人なんだろうと期待させたが、それほどでもない。

登場人物たちが各章の主役になって構成されている。そこそこ悪くて
そこそこかわいそうな人たち。要するに小物なんだよね。

もっと救いようがないほどワルいヤツを登場させてほしかった。

「ポリティコン」のほうが評判がいいらしい。
あまり聞いたことがなかったな、と思ったら、震災のころに
発売されていた。あの頃はそんな余裕がなかったからねぇ。

「1Q84」も読んでいる。3を予約したところ。桐野夏生がブランドものを
取り上げるのは気にならないが、村上春樹が書くと
反感を覚えるのはなぜ?ことさらスタイリッシュにしたがっているように
感じてしまう。おじさんだからか。(失礼か)


ところでエキサイトのブログの方の話ですが、注文が立て続けにくる時と、
全くこない時とがあり、なんでかなぁ、と考えてしまいます。
給料日の関係か、月の満ち干か、天気か、なんだろう。

以前、実演販売のバイトをやった時も、小学校のバザーの時も、
育英会の募金をやらされた(本人の意思ではない)時にも
感じたことである。ドッと押し寄せたかと思うと、だーれも
来なくなる。不思議である。誰か解明しているのかな、この現象。

今は注文が来る時期らしいので、うれしい限り。
次は何をアップしようか楽しく考えています。
こういう日々が長く続きますように。