いやはや、外は未だに荒れ狂っております。昨日から断続的に。
昨日と違うのは、生暖かった気温が一気に下がり、なんと吹雪になっていること。
さっき、スーパーから出てクルマまでわずか30mほどを歩く間に雪まみれ。
3cm四方はあろうかという大粒の雪が吹き付けて、コートやパンツにびっしり
張り付きました。やれやれ。四月にこんな目に合うとは。
画像ではふわっと舞っているように見えますが、庭の中でぐるぐる回っているだけで、
道路は真横に降っております。
でもいいの。今朝は欲しかったゴールドのフォブが手に入り、とっても気分がいいのですー。
今から到着が待ち遠しい!
あ、あしたからセールやります。と、さりげなく宣伝しておきますね。
さて、ブログはなかなか更新できませんが、本は読んでおります。
「怪談」(柳広司)と「ブエノスアイレス食堂」(カルロス・バルマセーダ)。
「怪談」は読み終わりました。ラフカディオ・ハーンの同名小説に触発されて書いたものだそうです。
ハーンの本物は読んだことがなく、比較するとおもしろいと思うのですが、それなりに楽しめた。
「雪おんな」…なるほど犯罪の目撃者がねぇ。あの人なんだ。
「ろくろ首」…ラストがちょっと無理やりかな。
「むじな」…これ、オリジナルは中学の英語の教科書に使われていたな。コスプレっていうのが笑えた。
「食人鬼」(じきにんき)…これは最初からオチが見えてしまった。
「鏡と鐘」…オリジナルを知らないけど、なかなかうまいトリックだと思った。ネット社会でありそうな話。
「耳なし芳一」…オリジナルのほうが数倍コワい。
で、「ブエノス~」のほうは読み始めたばかりなんだけど、「食人鬼」と似たところがあり、
びっくり。ときどき借りた本が似ていることがあります。不思議。
アマゾンさんいわく、
「故郷喪失者のイタリア人移民の苦難の歴史と、アルゼンチン軍事政権下の悲劇が交錯し、双子の料理人が残した
『指南書』の驚嘆の運命、多彩な絶品料理、猟奇的事件を濃密に物語る。「アルゼンチン・ノワール」の旗手による異色作。 」
ということになるらしい。全体に暗い色彩が目に浮かぶような内容で、ブエノスアイレスの街並みや料理や調理器具が
いい色合いで目に浮かぶような小説。雰囲気を楽しみたい。
ちょっと前にBSで「ミス・マープル」をやっていて、初めて見たら、なんとなんとおもしろいではないか。
おばあちゃんの謎解きなんて…と敬遠していたが、これが自然体でなおかつ鋭い!
ポアロが仰々しいばかりに思えるほどです。そしてまたイギリスの田舎の美しい風景と
すばらしいお屋敷の数々…。すっかりファンになってしまった。
次の放映が待ち遠しい。何事も先入観を持って見てはいけないということですね。
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