ここは三春町に近いせいか、今年は、桃、梅、桜が同時に咲いて、一気に華やかになりました。
滝桜も見頃のようです。渋滞するので行かないが…。
さて、読んだ本の覚書もそろそろ書き留めないと、収拾がつかなくなりそうなので、書いておきます。
「首都崩壊」(高嶋哲夫) 発想が素晴らしい。ぽてちも首都は移転した方がいいと思います。
何より東京は危険度が高い都市世界ナンバー1だし、これ以上一極集中が進むと地方に住めなくなりそうだし。
あ、でも破局噴火で日本が無くなる方が先かも。
「スノーマン」(ジョー・ネスボ) 北欧ミステリー。最近、殺伐としたこの種の小説はちょっと苦手。
「ザ・バット」( 〃 )
「星の子」(今村夏子) スゴい作家です。
「お菓子の家」(カーリン・イエルハルドセン) 随分かわいらしいタイトルですが、ミステリーです。
殺伐としていない、ちょっとコージーな北欧もの。この作家の新作が早く読みたい!
「パパ、ママ、あたし」( 〃 )
「子守唄」( 〃 )
「ときどき旅するカフェ」(近藤史恵) おいしそうな食べ物が出てくるお話。相変わらず上手い作家。
「三秒間の死角」(アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム) なんだかんだいいながら北欧ミステリ。
「制裁」( 〃 )
「特捜部Q 吊るされた少女」(ユッシ・エーズラ・オールスン) さらに北欧。
「我らがパラダイス」(林真理子) この人は相変わらず読ませるんだけど、皆さんおっしゃるように、オチがイマイチ。
「木に登る王」(スティーヴン・ミルハウザー) 正直、内容をほとんど覚えていない。
「腐れ梅」(澤田瞳子) 同上
「ニュータウンクロニクル」(中澤日菜子) ニュータウン変遷史。ぽてちもこういう街に家を建てたので、身につまされました。
「晩夏の墜落」(ノア・ホーリー) 期待した割に、平凡な印象だった覚えがある。どうも最近、アメリカもの(小説も映画もドラマも)は食傷気味。
「時限紙幣」(ロジャー・ホッブズ) 大変話題になり、映画化も決まった矢先、20代の若さで急逝した作家。残念です。
「消滅遊戯」( 〃 )
「喪失」(モー・ヘイダー) 作者は東京でホステスの経験もあるイギリス女性です。最近、女性の作家の方がおもしろいなぁ。
「人形」( 〃 )
「ウィンター家の少女」(キャロル・オコンネル) おなじみ(ぽてちには)、キャシー・マロリーシリーズ。でもそろそろフェイドアウトの予感もある。
「ルート66」( 〃 )
「ハンティング」(ベリンダ・バウアー) ぽてちイチオシの作家です(やっぱり女性)。こちらは三部作の完結編。なかなか感動します。
「ラバーネッカー」( 〃 ) こちらはアスペルガー症候群の少年が主人公。これも感動します!
「生と死にまつわるいくつかの現実」( 〃 )こちらは10才の少女が主人公。
「視える女」( 〃 ) こちらは「ハンティング」にも登場したマーヴェル警部が登場。ユーモアのセンスもいい。
「サハラの薔薇」(下村敦史) この作家の以前の小説がおもしろかったので、読んでみた。ハッキリ言って駄作。最初と最後だけで良かった。
中盤の冒険譚は不要。あと、日本人の男性が海外でモテモテという設定が(失礼ながら)ありえない、と思いました。
「死をもちて赦されん」(ピーター・トレメイン) この、修道女フィデルマシリーズ、ぽてちはハマッてます。
アイルランドの7世紀が舞台ですが、実に進んだ国だったんですね。驚きです。
法整備が進み、男女平等な世界。(まぁ、作家の思い入れはあるにせよ)
フィデルマの八面六臂の活躍も許せる。もっと読みたい。
「サクソンの司教冠(ミトラ)」( 〃 )
「蛇、もっとも禍し」( 〃 )
「蜘蛛の巣」( 〃 )
「翳深き谷」( 〃 )
「湖畔荘」(ケイト・モートン) 両方とも同じような時代設定と人物設定。そしてぽてちの力では見えない「オチ」。
似てるけど、面白い。また騙されたい!
「秘密」( 〃 )
というわけで、4月からはトレメインとモートンを中心に読んでいく予定。
この頃夜になると、小さな字が読みにくくなってきました。悲しいです。
滝桜って、とても美しいですね。桜大好きです。
何回読んでも(観ても)すばらしい。
このあたりは古くて立派な桜が多いそうです。
近所の大きな枝垂れ桜は早くも葉桜になってきました。