「めぐらし屋」

「めぐらし屋」（堀江敏幸）を読んだ。
去年ずっと図書館の蔵書検索で探したけどなかなか
購入してくれなくて、あきらめてて最近になって確認したら
予約いっぱい。いつのまに…ずっと待ってたのに。
だったら買えば、って話だけど、もしおもしろくなかったら
損だなぁって……（主婦って）

で、結果、買っても損はなかったね。
いままでエッセイ風の作品しか読んでなかったけど、
小説ウマい。すごく。
なんか読んでること自体が心地よく、読み終わりたくない、
って思った。こういうことはあまりない。
終わりも余韻がありすばらしい。

受賞数の多さはダテじゃない。

「イジ女」

「イジ女」（春口裕子）を読んだ。
「ホームシックシアター」にひき続き、女同士のバトルもの。

文章もムリなく、展開もムリなく、これほどの内容を書けるのは
すごい。林真理子より好きだな。

やっぱ見栄はるよね、特に若くて独身で働いてれば。
みんな大変だねぇ、と、とっくに卒業した私は他人事ですいません。

長編が待たれるところ

庭の花たち

まあ、たまには花なんかも載せようか、ということで。
キリシマツツジと聞いてます。今、あちこちでツツジがきれいです。
これは真っ赤なツツジ。

これは４月くらいに咲いていた、クリスマス・ローズ。
実際はもっと黒い印象。

こちらは今日撮った、ツルニチニチソウ。
もっとかたまって咲けばいいのに、いろんなところから
ひょっこり顔を出す。青系の花は涼しげで、夏向きだ。

ほとんど手入れもしてないのに咲いてくれてありがとう、ってかんじ。
今年はちゃんとかまってやろう。
でも、真夏の草取りはクラクラして、のちグッタリ。キツいのだよ。

「果断」

「果断」（今野敏）を読んだ。

「隠蔽捜査」に続き、変人キャリア竜崎が主人公。
読んだあと、スッキリする小説。竜崎の朴念仁ぶりも
磨きがかかってるし、脇役の戸高のワルぶりも良い。
そしてまた奥さんが太っ腹でステキです。

しかし警察の幹部って、「テメェ」とか「きさま」などという
言葉づかいを本当にしてるのか？女性職員なんかは
そのあたりをどう思ってるんだろう。柄悪すぎないか？

つぎの作品も早く読みたいです。

近くの公園できのうからウグイスが鳴いている。
エコーかかっちゃって、すごーく響く。とまっている木の下を
通りかかったので、姿を探しても見つからない。
意外と地味な鳥なんだよね

風の高原

最近売出し中の「風の高原」へ行ってきた。
羽根の直径７１メートルの風力発電機３３基が低くうなりながら
ゆっくり回っている。ゆっくりに見えるけど、風も相当強いし、
大きさを考えると高速なんだろうな。

ここ（布引山）はもともと大根畑と眺望（猪苗代、磐梯山、那須岳まで）が
有名で、一度来たかった。今回来てみて、さすが高原、寒い。
ゆ、雪がまだある。

畑や花がにぎやかになってからまた来たい。

来る途中、山の上ににょっきり顔をだす、巨大な発電機。