ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「生活骨董。」

2008-09-14 13:06:02 | 読みモノ

「生活骨董。」(麻生圭子)を読んだ。
元作詞家の京都町屋暮らし。私はこんな風に
努力して改築して、こんなすてきな骨董に囲まれて
生活してます、という、女性にありがちな自慢話。

参考になったのは古伊万里などを食卓にどのように活かすか、
という実践。なるほど折敷ってこうやって使うのか。
あと、蒐集家にはなりたくない、実際に使ってこその骨董だ、ってとこ。
オークションで、何百も買ってるひとがいるけど、絶対使ってないと思う。
商売するなら別だけど、「これは得だ」と思って買うのって、
空しいよね。やっぱり自分以外にこれを渡したくない、っていう
私の考えは間違ってないな、と思った(?)。

価値があるかないかより、自分がどれだけ欲しいかです。


「ぬばたま」

2008-09-10 10:16:56 | 読みモノ
「ぬばたま」(あさのあつこ)を読んだ。
なるほど、ぬばたまって、黒や夜や夢にかかる枕詞だったのね。
遠い昔、古文で習ったような…

山が人を呼び、人を呑み込む、というような、四つのお話。
よく、山に慣れてるはずのお年寄りが山菜とりに山に入って
それっきり、みたいな話は聞く。
私もつい数か月前、住宅地を取り囲んでいる、山とも
いえないような、でも視界はきかないところへ一人で
散歩にいき、あたりをつけていたのと道がちょっと違った
だけで、パニックになりそうになったことがある。
すぐそこに住宅があるとわかっていながら、である。
幸い、犬の散歩にきたひとと出会って、(つまりそんな
なんでもない場所だった)落着きをとり戻したわけだけど、
すごくこわかった。

あと、行楽で山に行って、トイレを探したりして、ひとりで
歩いてるとき、なんか誰かにめっちゃ見られてる気がして
「なんなんだ、この感じ」って思ったことないですか。

たしかに山は怖い。

「古伊万里染付入門」

2008-09-09 14:55:15 | 読みモノ
「古伊万里染付入門」(中島誠之助)を読んだ。
入門書としておもしろく読めた。

唐草にはたくさんの種類があるのだと知る。
花唐草、萩唐草、みじん唐草、蛸唐草。
そしてルーツはペルシャらしい。

染付のお皿はまだ持っていない。
料理が映えそうだ。ひとつは欲しいです。

ちっちゃいちっちゃいカナちゃん

2008-09-08 12:23:45 | 生きモノ(植物含む)
玄関先にいた、ちっちゃいちっちゃいカナちゃん。
写真では大きさがよくわからないけど、右のほうに
いるのがアリなので、比較になるかな。シッポまでいれて
5センチくらい。今年かえったカナちゃんかなぁ。
カマキリや鳥に食べられないでね。

気がつくとツバメたちがいなくなっていた。
寒かった一週間ほど前に南へ旅立ったのか。
来年も来てね!

古伊万里の猪口

2008-09-04 10:29:16 | 古いモノ
古伊万里の猪口。ヤフオクです。
父へのプレゼント。直送してもらったので、
現物は見てない。オークションに載ってた写真で。

江戸前期~中期ということなので、いままで買ったものより
古いです。
シンプルな中にも品があるように思いますが、
どうでしょう。