落札から１７日で届いたブレスレット

今までで一番時間がかかって届いた品物です。
価格からして税関で何かあったのかと思った。
今日来なかったら追跡番号を知らせるようにメールするところだった。
しかも送料が１２ポンド！一番高かったにも関わらず。

品物本体には満足してます。なんと９０ｇ。こんな重いものを身につける人が
いるのだろうか。腕がだるくなりそうだ。３個は取れてしまったらしい。
詳しくは私の姉妹ブログ「銀の実」日記（エキサイトブログ）で後日紹介しますので、
よければご覧ください。

「らいほうさんの場所」

「らいほうさんの場所」（東直子）を読んだ。
この作家は歌人でもあるそうで、そのせいか、とても変わった小説。
もう若くない独身の３姉弟が一緒に住むマンション。その庭の一隅に
「らいほうさんの場所」と呼ばれる場所があり、いつも花がかざられている。
らいほうさんとは誰？漢字で書くと「来訪さん」らしいのだけど、
最後まで誰かは明かされない。弟のシュンが殺めてしまった人なのか。
そんなひとはいないのか。登場人物みんなが変わった人たちで、
長女のシズ姉はネットの占いで生計をたてている。
「あなたが今掬った一杯の水は、偶然であり、必然なのです」という
わかったようなわからないような、でもちょっとチェックしたくなる占い。
以前に占った女の復讐めいた理解できない行動。だんだんにこわれていく家族。
「さまざまな気配は、来訪しては去って行く、その繰り返し」というフレーズが
この謎めいた話の答えなのかな。なかなかおもしろかったです。

また読んでみたい作家でした。

「ダーク・タワー」読了

ついに「ダーク・タワー」読了。4カ月くらいかかった。いったい全部で何ページあったのだろう。やっぱりキングは「読ませ」ますね。

ふーん、そうだったのか。ループね。あまり詳しくは書けないが（大体は想像がついてしまいましたが）ガンスリンガーは孤独だった。一人で永遠の旅を続けるのでした。

旅の仲間で一番のお気に入りは「オイ」という名のビリー・バンブラーでした。イヌのような、アライグマのような、金色の縁取りの目をもつ小動物。ジェイクという少年のペットなんだけど、これがかしこかわいい。人間の言葉をマネしてちょっとだけしゃべるのもかわいいけど、ジェイクが囚われの身になったとき偵察にいき、ガンスリンガーに前脚をたん、たんと鳴らして敵の人数を教え、最後にたん、とジェイク本人をを付け加えたのでした。なんて賢い！オイが死んだらこのシリーズを読むのをやめようと思ったくらい。
まぁ、最後には…。でもハッピーエンドと言っていい終わり方でよかった。

全部読むと自分も長い長い旅をした気になるお話でした。
最近、日本の作家のものから遠ざかっているような…。
斬新な作家はいないかなぁ。

土の塩壺

前回ちょこっと載せた塩壺が到着し、塩を入れてみました。
火だすきというのでしょうか、模様がくっきりしています。
みていると、土と火でできているのだな、と改めて感じます。



塩をいれるとなんだか「土器！」というイメージに。
ウチではこの塩は漬物やサンマを焼くときや、スパゲッティをゆでる時に使っています。普通のサラサラの塩はステンレスの容器に入れ、パッとふりかけます。
皆さんもやはり２種類の塩を使い分けていますか？

初めての備前焼です。満足。