空港24時間化と成田空港拡張は国際金融資本敗北の証拠、新東京タワーデザイン発表は日本の勝利宣言か？

●安倍首相、空港と港湾の24時間化検討を指示　　日本経済新聞　11月25日07:00

　安倍晋三首相は24日の経済財政諮問会議で、国内の空港と港湾を全面的に24時間稼働させる方向で検討するよう指示した。日本の国際競争力を高める狙いで、特にアジアとの交流促進につなげる意向と見られる。アジア各国との連携策を検討している根本匠首相補佐官（経済財政担当）らを中心に協議する見通しだが、国土交通省内には異論もある。

　根本補佐官は同日の会議に出席し、アジアとの交流促進には国際物流機能の強化が必要と強調。出席者からも空港や港湾機能の充実を求める声が上がった。首相はこれを受け、「（空港と港湾の）24時間化が難しいのはわかっているが、安倍政権で解決する」と強い意欲を表明した。

　首相の強い姿勢に困惑しているのは国交省だ。すでに港湾は2001年に荷役業務の24時間化に道を開き、「地元の需要があればできる」（同省港湾局）状態。05年度には港湾の24時間運用に必要な施設整備を支援する制度を新設したが、今のところ肝心の民間のニーズが低く積極活用する事例はさほど多くない。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061125AT3S2402424112006.html



●成田空港、年間発着枠を２万回増の22万回へ　日本経済新聞　9月5日22:00
　成田国際空港会社と国土交通省、千葉県や成田市など空港周辺の地元自治体は5日、増加する国際的な航空需要に対応するため、暫定滑走路の北延伸が完了した後の年間発着枠を現在の20万回から22万回に増やすことで合意した。空港会社は今月中にも暫定滑走路の延伸工事に着手する考え。

　空港会社の黒野匡彦社長は合意後の記者会見で「感謝の一言。内容の着実な実行と、2009年度内の供用開始という目標達成に責任の重さを感じる」と力を込めた。

　内陸型の成田空港の年間発着枠は周辺への騒音対策で20万回までに抑えられてきた。千葉県など地元自治体は延伸により広がる空港周辺地域に対する補償問題と並行して、延伸後の発着枠の問題を住民と交渉。新たに89戸に移転補償を実施することなどで「地元の理解が得られた」と判断した。

　空港会社は昨年8月、暫定滑走路に大型機も発着できるよう約300メートル北側に延伸し、2500メートルにすることを決定。今年7月には国交省に飛行場の変更許可を申請した。8月に成田市で開催された国交省主催の公聴会では、延伸に賛成する意見が大半を占めた。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060906AT1G0502X05092006.html





●ドル保有者はリスクに直面している＝中国人民銀行副総裁　大紀元時報　06/11/25 11:48


［北京　２４日　ロイター］　中国人民銀行（中央銀行）の呉暁霊副総裁は２４日、東アジアのドル保有者は、長期金利低下とドル安のリスクに直面していると述べた。マーケット・ニュース・インターナショナル（ＭＮＩ）が伝えた。

　ＭＮＩによると、同副総裁は当地で開かれた会議で、ドルの保有者は２つの問題に直面していると指摘、「第１に、長期金利が低下している（債券投資のリターンの減少を意味）。第２に、主要な準備通貨であるドルの為替レートが低下しつつあり、東アジアの準備資産の価値の下落リスクが拡大している」と述べた。

　同副総裁はまた人民元について、中国企業には調整のための時間が必要であり、中国は性急に改革を進めるべきでないとの見解を示した。
http://jp.epochtimes.com/jp/2006/11/html/d28234.html







●新東京タワーのデザイン決定　2011年に完成を予定する新東京タワーのデザインが決まった。　2006年11月24日 20時19分
　2011年の開業を目指して東京・墨田区に建設される新東京タワーのデザインが決まった。3本足で支えられ、日本刀のような曲線を意識したという高さ約610メートルのタワーになる。




●新東京タワーではないかと噂されている、JJ予知夢で示されているイラスト






【私のコメント】
　首都圏唯一の国際空港である成田空港は永らく過激派の活動のために空港の拡張が制限されてきた。最近になってやっと空港の拡張、24時間化などの機能整備が進みつつあるが、それは国際金融資本の世界支配崩壊と同時期に進行している。私はこれは偶然ではないと思う。成田空港の拡張に反対する過激派は、日本政府中枢の命令によって活動していたのだと想像する。冷戦時代の米ソの対決が実はフィクションで両者とも国際金融資本に操られていたのと同様、成田空港を巡る国土交通省と過激派の対決も実はフィクションで、両者は日本の国家中枢の命令どおりに対決を演じていたという大胆な仮説である。

　成田空港のような長大な滑走路を有する空港は、在日米軍の活動拠点として最適である。首都圏にその様な空港が多数存在し空港容量に余裕があるならば、米国を支配する国際金融資本が在日米軍の利用を要求してくることは避けられない。そして、首都圏に米軍の駐留空港が増加することで首都圏の空域は米軍に完全支配され、日本政府はより強い占領状態に置かれて国際金融資本の脅迫から逃れることが出来なくなってしまう。例えば日航123便墜落事故は、米軍の管制空域（横田空域）に非常に近いところで発生しているし、公式には圧力隔壁破断が原因とされるが生存者は必ず起きるはずの急減圧を否定しているなど、事故原因は闇に包まれている。国際金融資本による日本政府への何らかの脅迫であった可能性は否定できない。

　成田空港反対派は、米軍に成田空港を利用させないという目的のために政府中枢の命令で作り出され維持されていたのだと想像する。千葉県の土地収容委員会は委員の自宅が何度か襲撃を受けているが、これも政府による自作自演だろう。伊丹空港の空港騒音訴訟問題も、伊丹の米軍利用を防止する目的であったのかもしれない。

　9月に成田空港の滑走路拡張が決定されたことに加えて11月24日に安倍首相が日本の空港の24時間利用を打ち出したことは、もはや成田空港が国際金融資本の命令で悪用される危惧がなくなったことを意味していると思われる。近日中に日本政府中枢の命令で過激派が活動を中止して成田空港の拡張が進むのではないかと想像する。

　11月22日に台湾の陳水扁総統は総統府で日本の森喜朗元首相に「特種大綬景星勲章」を授与し、台日の友好関係を促進するため長期にわたり尽力した森氏の功績を称えているが、これを中国が制止できなかったことは中国の内部混乱による弱体化だけでなく中国の親国際金融資本勢力（台湾侵略を狙う軍部など）の弱体化も意味していると思われる。また、同じ11月24日に中国人民銀行（中央銀行）の呉暁霊副総裁は「東アジアのドル保有者は、長期金利低下とドル安のリスクに直面している」と発言している。この発言の後ドルは他の主要通貨に対して急速に値を下げたが、発言した人物・時期・内容を考えればドル暴落が起きてもおかしくないほど現在のドルは追いつめられている。そして、この「ドル」こそ、国際金融資本の世界支配の中核なのである。恐らく国際金融資本は11月24日の直前に戦闘能力を喪失して敗北を認めたのではないか、少なくとも日本に対しては降伏を宣言したのではないかと想像する。それ故、日本は安心して空港の24時間化に取り組めるのである。

　やはり同じ11月24日に、JJ予知夢で示されていたイラストとそっくりの新東京タワーのデザインが発表されている。日本刀を意識したデザインとの言葉だが、私にはタワーの上部が剣道の剣の様に、タワーの下部が剣を持つ剣士の腕の様に見える。私は、このデザインの発表は、国際金融資本に対する日本とその同盟国（米国の一部勢力・ドイツ・ロシア等）の勝利宣言であり、1970年11月25日に国際金融資本の支配に抗議して自決した三島由紀夫の命日を前に彼の霊に勝利を報告する目的ではなかったかと想像している。

　日本が同盟国と共に戦った国際金融資本は国境を越えて動きまわる、国民国家の理念では推し量れない怪物であるが、そこには必ず中枢や実行部隊が存在するはずである。実行部隊は恐らく、自国を守る為に国際金融資本の言いなりに成らざるを得ない苦境におかれたイスラエル政府と韓国政府（場合によっては北朝鮮も）だろう。
トム・フロッコの情報では米国の独立戦争と同様に米国内で米仏同盟がイスラエル・英国同盟と戦っている、米国で英国のブレア首相が逮捕される寸前だったと述べており、田中宇も「アメリカの911以後の言動は、イギリスからの第二の独立戦争なのではないか」と主張している事から考えて、ブレアは国際金融資本の中枢に近い位置に存在するのではないかと想像する。その他にも、欧州の王族・貴族階級（場合によっては日本の皇族の一部も）、ロンドンのシティやニューヨークのウォール街の国際金融資本の経営者、バチカンなどの教会関係者などが関係している可能性があるだろう。
　
　ブレア首相は今や四面楚歌状態で、融資問題等で警察の捜査も伸びつつあるとされる。しかし、その真相は国際金融資本直属の国家指導者として生贄にされかかっている様にも思える。いわば、イタリアのムッソリーニやルーマニアのチャウシェスクの最期に近い状態である。最近ブッシュ暗殺映画が英国で制作・放映されたとのことだが、暗殺されるか、あるいは自殺させられるのはブッシュよりもブレアではないかという気がする。