国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

北陸新幹線京都地区ルート、京都南ジャンクション計画と阪神高速8号京都線の謎

2024年09月08日 | 京阪奈学研都市への遷都
北陸新幹線の京都駅の設置場所とルートで混乱が巻き起こっている。しかしながら、用意周到な日本政府は必ず設置ルートを準備している筈だ。それが近鉄京都線京都上鳥羽口間の線路の新幹線転用(京都東寺間は新線必要だが)であるというのが私の以前からの持論。しかし、上鳥羽口以南のルートも市街地化している。伏見の酒造工場が地下水を利用している為に地下トンネルは無理。唯一の方法は、油小路通りの上空の高架ルートだが、ここには既に第二京阪道路がある。阪神高速8号京都線の油小路区間の京都市道として建設運営され、2019年4月に西日本高速道路に移管されて国道になった謎の経緯がある。同時期に阪神高速8号の新十条区間は無料化されている。更に、阪神高速8号京都線油小路区間の一般道は淀川の北の外環状線交差点以北だが自動車専用道は淀川の南の向島大黒以北であり、この間1.4kmは高速と一般道で管轄が異なるという異例の事態であった。この1.4kmに秘密があるのだろう。北陸新幹線予定ルートは向島大黒で第二京阪道と交差している。私の考える解決策は、第二京阪道路の元阪神高速8号線油小路区間を新幹線の線路に転用すると言うものだ。中央2車線のみを新幹線に転用しても良いし、新幹線に加えて地下鉄烏丸線延伸で4車線全て鉄道に転用しても良いだろう。この鉄道転用が可能な加重に耐えうる強度の高架構造物を建設する為には余分な費用が必要と考えられ、それを隠蔽する為に西日本高速道路では無く阪神高速管轄の京都市道として建設したのではないか。周囲は洛南進都として開発が進み、京セラの本社が立地して多数のバスが運行されている。本来なら地下鉄を延伸して良い場所だが酒造工場の関係で地下は無理。とすれば油小路通りの上空の高架以外に選択肢はない。 . . . 本文を読む
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