●東ウクライナ 「事実上の国家」 2009/12/01
BERLIN/KIEV(Own report) - ドイツ軍はNATOの東方拡大の継続及びウクライナの分割について議論している。ドイツ陸軍の研究訓練局の前顧問が書くところによれば、西側の軍事同盟をウクライナの領域に拡大するという問題は依然として議論の段階にある。もしこの措置が採られるのなら、「恐らく西ウクライナだけが」NATOに加盟するだろう。「東ウクライナ」はこの場合、独立するか、あるいはアブハジアのような事実上の国家になることだろう。予備軍の中佐である著者は、過去20年間のNATOの東方拡大を回顧し、その中に自分の考えを埋め込む形で軍事雑誌で発表している。著者によれば、第二次大戦で同盟国によりロシアに与えられた、ロシアとNATOを分離する「緩衝地帯」はほとんどがNATOに吸収されてしまった。その結果、ロシアが引いた「警戒線」を全て越えてしまうことになった。著者によれば、ロシアは歴史的な防禦の状態にあると自己分析している。ロシアにとって、ドイツとの枢軸を通じて自己の安全保障を実現するという1989年の計画だけが成功の可能性を持っている、と著者は述べている。
http://www.german-foreign-policy.com/en/fulltext/56303
●ウクライナの東西分断地図。オレンジ色がウクライナ人の多い西ウクライナ、青色と黄色がロシア系住民の多い東ウクライナである。ドイツ軍の計画によれば、オデッサからポーランドへのパイプラインの経由する黄色の地域は西ウクライナとしてNATOに加盟させる予定。東西ウクライナの境界線がどこに引かれるかが注目される。
【私のコメント】ドイツ軍の内部で、ウクライナを東西に分割した上で西ウクライナだけをNATOに加盟させる計画があるという。恐らく東ウクライナやベラルーシはロシア圏にとどまることだろう。21世紀のモロトフ=リッペントロップ協定と呼ぶべきこの計画は、ドイツとフランスを中心とするNATO圏とロシア圏に欧州を分断するものである。ただ、モロトフ=リッペントロップ協定が住民の意思を反映しない秘密協定であったのに対し、この計画は西ウクライナの親EU感情という住民の意思を反映している点が異なっている。
この計画は世界の多極化の反映である。独仏連合、ロシアという二つの極が発する強い引力がウクライナという国家を東西に引き裂きつつあるのだ。世界の多極化と共に、あらゆる国家はどの極に所属するのかを問われている。
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BERLIN/KIEV(Own report) - ドイツ軍はNATOの東方拡大の継続及びウクライナの分割について議論している。ドイツ陸軍の研究訓練局の前顧問が書くところによれば、西側の軍事同盟をウクライナの領域に拡大するという問題は依然として議論の段階にある。もしこの措置が採られるのなら、「恐らく西ウクライナだけが」NATOに加盟するだろう。「東ウクライナ」はこの場合、独立するか、あるいはアブハジアのような事実上の国家になることだろう。予備軍の中佐である著者は、過去20年間のNATOの東方拡大を回顧し、その中に自分の考えを埋め込む形で軍事雑誌で発表している。著者によれば、第二次大戦で同盟国によりロシアに与えられた、ロシアとNATOを分離する「緩衝地帯」はほとんどがNATOに吸収されてしまった。その結果、ロシアが引いた「警戒線」を全て越えてしまうことになった。著者によれば、ロシアは歴史的な防禦の状態にあると自己分析している。ロシアにとって、ドイツとの枢軸を通じて自己の安全保障を実現するという1989年の計画だけが成功の可能性を持っている、と著者は述べている。
http://www.german-foreign-policy.com/en/fulltext/56303
●ウクライナの東西分断地図。オレンジ色がウクライナ人の多い西ウクライナ、青色と黄色がロシア系住民の多い東ウクライナである。ドイツ軍の計画によれば、オデッサからポーランドへのパイプラインの経由する黄色の地域は西ウクライナとしてNATOに加盟させる予定。東西ウクライナの境界線がどこに引かれるかが注目される。
【私のコメント】ドイツ軍の内部で、ウクライナを東西に分割した上で西ウクライナだけをNATOに加盟させる計画があるという。恐らく東ウクライナやベラルーシはロシア圏にとどまることだろう。21世紀のモロトフ=リッペントロップ協定と呼ぶべきこの計画は、ドイツとフランスを中心とするNATO圏とロシア圏に欧州を分断するものである。ただ、モロトフ=リッペントロップ協定が住民の意思を反映しない秘密協定であったのに対し、この計画は西ウクライナの親EU感情という住民の意思を反映している点が異なっている。
この計画は世界の多極化の反映である。独仏連合、ロシアという二つの極が発する強い引力がウクライナという国家を東西に引き裂きつつあるのだ。世界の多極化と共に、あらゆる国家はどの極に所属するのかを問われている。
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従がって、ドイツとしてはそのとき真の目的が達成されるから、息がながい。
それに引き換え、わが国は満洲朝鮮台湾千島樺太にそのような意欲を見せていない。
面白い事だが、わが国はそれらを心底必要としていなかったという事である。
つまりそれらは手段であったという事である。
ではそれらを通じて、わが国は何を求めたか?
それらと近代国家の領土感覚とは別である。
これは日本人と日本国に対する、謎である。
つまり明治国家の謎である。別の意味で戦後日本国の謎である。
誰も指摘しないがね。
明治維新を謀略、韓国併合の推進、日露協商の拡大による和平を阻止し、
満州へのロシアの権益を阻み、最終的に対米開戦に引きずり込み、
日本の勢力を削ぎ、極東支配を完成させようとしたのだろう。
当然、利用された東条英機とそれを利用した岸信介等が、
手先として暗躍し、日本を自滅の路へと導いたのだろう。
マスコミによる、戦争賛美、戦争推進の煽りにより、
日本国民の気分が、固定され、当初開戦予定のない対米戦に、
引きずり込まれたものと思われる。ご褒美は総理の椅子。
結局、新聞の中で暗躍した朝鮮人と帰化人勢力が、
現在のマスコミがそうであるように、キャンペーンをはり、
日本国民を操ったのが、真相であるのだ。
誰の利益になったかを考えれば、それは明らかだ。(名探偵モンク)
如何にもありそうなことだが、簡単ではない。確かにマスコミは朝鮮が支配しているが其れもう終わりであ
る。
明治維新は尊皇思想が元である。これを理解しないと虚構に過ぎない。鎌倉幕府成立するまでさかのぼる。
貴殿勉強せよ。