マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

解決

2014-08-24 00:03:41 | 日記
先日、長男のマンションの退去問題がやっと解決しました。
6月初めに退去して、法外な原状回復費用を請求され、ネットで調べつつ、自分で交渉していこうかと思い、相見積を取ったり、少しやり取りを始めましたが、父が亡くなったことに伴う実家の問題も抱えていて、時間的な余裕もなく気力もわかなかったので、弁護士さんに相談、お任せすることにしていたのでした。
国土交通省のガイドラインによると、退去の時の原状回復は、壁や天井、床など、1㎡単位で…とされているのに、壁も天井も床も1面全部の請求をしてきていたのです。
他にも細かい所や大きい所や、それら部屋ごとリフォームする代金の請求をしてきたのでした。
この際だから全部吹っかけてやれ!みたいな…。
確かに、狭い部屋にドアがたくさんあって狭苦しく使いにくく、イラついたのでしょうね、ドアに穴をあけてましたから、それなりに修理費は負担しないといけないと思っていましたが、それにしてもホントに法外でした。

弁護士さんに相談と言っても、そんな知り合いがいるわけでもなく、姉が自分がお世話になったことがある弁護士事務所の人に、相談に行ってくれましたが、若い弁護士さんで何か心もとない…。
マンションが練馬区だったので、とりあえず練馬区の弁護士…ということで、ネットで探しました。
練馬区は弁護士さん多くないのですね。
そのうちの一人が、兵庫県三木市の出身とわかり、なんか勝手に親近感を感じて電話をしてみました。
…で、相談に行くことになり、7月初め急きょ東京へ行ったのでした。
書類や写真などすべての資料を印刷して相談に行きました。
何しろ初めてですからね、自分が相談するのは。
若干の緊張もしつつ…。
快く引き受けて下さって、今後一切、直接不動産会社に連絡はしないようにとのことで、その時は心底ホッとしましたね。
交渉するというのは、すごいストレスですから。

それから1か月半、先週やっと合意に至り、今週初めに合意書が返送されてきて、解決したのでした。
結局、減価償却期間なども考慮に入れて、元の金額の半分以下になりました。
それでもたいそうな金額ではありますが、まぁ納得の金額…。
お任せして良かったとつくづく思いました。

弁護士さんは、
ねりま光法律事務所の、仲嶋克彦先生です。
お願いししようと思った決め手は、経験が多いことはもちろんのこと、サイトに書かれてあった「法律は万能ではなく、法律だけでは解決できない問題もたくさんあることを実感しています。法律知識は問題解決の一手段に過ぎないことを自覚しつつ、他の手段も含めた全体的な解決に向けて何らかのアドバイスができるよう心掛けたいと思っています。」という言葉に惹かれたからでした。
練馬区やその近郊の方、困った時は是非相談してみるといいですよ!

若い経験の少ない弁護士さんは、交通事故の裁判で懲りましたからね。
私がお願いしたのではなく、保険会社が頼んだ事務所の人だったのですが、ホントに経験が足らないというのが、丸わかりで、結局私は車代が一銭も相手から支払われなかったのですからね。
示談交渉で半分でもいいから払ってもらってほしいと言ったのに、裁判にしてしまって…です。

今回の件で、弁護士さんにお願いするということについての、私の中でのハードルが下がったので、実家の問題でも相談してみようか…と思うこの頃…。