マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

考えないといけないことは多い

2018-11-16 23:50:59 | 日記
今日はいいお天気で、昨日ほどは寒くなかった。
洗濯日和…。
もちろん洗濯をし、毛布を日に当てたりしました。
押し入れにしまい込んでいる時間が長いので、干すと気持ちいいのです。
今日やることを書きだしてやっていましたが、途中でいろいろ思い出すので、そちらをやっていると、本来やるべきことを忘れてしまって、思ったほどはかどりませんでした。
そんな合間に、考えないといけないこと、判断を迫られることもあり、考えていても時間が経ってしまうし…。
お義母さんの病院の検査や、母の介護時間のこと等々、どっちがいいかなぁ…と迷うことばかり。
でも、決めないといけないのですよね。

夕方、母の所に行くと、ついさっき、ベッドから車いすに移ろうとして、失敗したということでした。
車椅子のストッパーを止め忘れたようで、こういうことが割とあるようなのです。
まぁ、そう聞いても何ともしがたいのですが…。
ヘルパーさん呼び出しのボタンもあるのですが、運悪く届かないところだと、移動も難しいようで、以前にも私が行った時、たまたま転んでましたね。
2時間ごとには見回りに来てもらえるので、たぶん、その時まで待ってるのだと思いますね。

先日テレビで、100歳以上の人を紹介していましたが、そのうちの一人の女性が、計算ドリルをやってるとか、漢字を書く練習をしてるとか、そんなようなことをおっしゃっていたと思います。
やはり、自ら何かをしないと健康は保てない…。
母たちが、もっと早くにそういうことに気づいてくれていたら…と思いますが、今となっては体を動かすだけでしんどいわけで、何も考えられないのでしょうねぇ。
最近、ちょっとした言い回しを度忘れすることもあり、漢字も書く機会が少ないため、ほぼ忘れていくわけで、クローゼットの書棚にしまい込んであった漢字検定2級の問題集でもやってみようか…と。
頭の体操です。
ピアノでは頭を使っていますが、ピアノを弾いても漢字は思い出さないのですよねぇ…。

ピアノの音作り

2018-11-16 00:46:47 | 日記
午前中は大人のレッスン。
近々連弾を弾く機会があって、最近はそのレッスンが中心になっています。
きれいだけどリズムが難しい曲で、それぞれがしっかりテンポやリズムをキープしないと、連弾が成り立たない…。
そうすると、ついリズムを取ったり楽譜通りに音を鳴らすことにのみ集中しがちですが、それではいい音楽にはならないので、できるだけ早く「音を鳴らす」という作業が苦も無くできる状態になってほしいのです。
それがなかなか…なのですが…。
音作りや表現を考える上で効果的なのは、様々な音のサンプルとして実際に弾いて聴いてもらうことです。
私はまねるのが割とうまい方なので、生徒さんが弾いた音を再現し、より良いと思う弾き方を示してあげるのですが、違いはよくわかるようです。
ただそれを再現するとなると、テクニックが関係しますので、すぐに…というわけにはいきません。
が、違いが分かるのが第一歩ですから、大切なことです。
大人でも子供でも同じですが、表現するためにどういう練習が必要かはいろんな形で伝えていますし、実際に上手くできているかは、時々レッスン中にチェックするようにしています。
たいていはやり方が甘いのですけどね。
あとは繰り返し弾いて聴かせて、まずは先生の音楽をまねる…というやり方ですね。
どんなにまねても、決して同じ音楽にはならない…それぞれの個性がありますから…。
ちょっとでも、今のフレーズ良かったな…と思える弾き方ができれば、そんな部分を増やして行けるわけです。
違いを聴き分ける耳を育てるのが一番大切ですね。
やって来たことの効果が表れるのが教える立場としてはうれしいことです。

そうそう、ちょっと前のことですが、小学生の生徒が、べーテン音楽コンクールの全国大会に出場することが決まりました。
地区予選は1位通過していたのですが、地区本選は、曲を増やしたので、1回目は準備が間に合わず2回目にやっと通過できて、晴れて全国大会…。
こちらも、いかにいい音楽の表現ができるかということに気を使いました。
本人の努力と、本番で力を発揮できることが一番ですが…。