お疲れ様です
ささです
いつもドイツのリューデスハイムでこじんまりとヨーロッパ生活を満喫しておりますが、
今回は少し遠出してイタリアのローマに行ってまいりました。
ローマは私の大好きなパスタ「カルボナーラ」発祥の地として大変興味深い土地です。
今回はローマで出会った美味いものをランキング形式でお届けします。
イタリアワインの生産者の方には大変失礼かもしれませんが、どうしても料理と相性のよいワインをドイツワインで脳内変換してしまいますね。
合いそうなワインのURLも貼っておきますので料理とのペアリングの参考にして頂けますと幸いです。
第5位 牛ヒレ肉のステーキ (タリアータ)
イタリアでステーキと言えばフィレンツェと!思っていましたがローマでも十分にうまい肉に出会うことが出来ました。
このステーキにはオリーブオイルと岩塩、ちょっとローズマリーくらいしか味付けが施されていません。
肉の旨味をジューシーに感じ、濃厚な赤ワインが進みます。
ドイツワインならヴュルテンベルグ産のこれとか相性が良さそう。。
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第4位 アマトリチャーナ
カルボーナラと双璧をなす説明不要のローマの味覚アマトリチャーナ。
トマト、パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)、パルミジャーノ・レッジアーノという味付けながらトマトの味の濃さに驚きました。
トマトは旨み担当、味付けは肉、コクはチーズと役割分担がはっきりしていて口に入れた時に一体となる味わいがたまりません。
当然赤ワインがぐいぐいと楽しめます。
ラインガウの軽やかなシュペートブルグンダーが欲しくなる味わいですね~
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第3位 仔牛のサーロインステーキ
左下に移っているのがそうです。
仔牛のサーロインって真っ赤ではなくて豚肉みたいな色をしているんですね。
これがもうほろほろの柔らかさ。何だろう豚と牛の良いところが合わさったような何とも贅沢な味でした。
脂身も程よく味付けは岩塩のみ。それにしてもこれだけの調味料しか使っていないのになぜこんなに美味いんだ!
これはドイツのブラン・ド・ノワールの出番ですね。特にこちらのゼクトはあいそうだな~
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第2位 ボンゴレ・ビアンコ
魚介好きにはたまらない逸品でしょう!
ナポリが本場ではありますが、有名店の味は伊達じゃない!
貝の濃厚な出汁が白ワインのコクと重なって少しクリーミーに。
程よいにんにくの風味とちょこっとの唐辛子のピリ辛が白ワインにはたまりません。
ドイツの酸味が強い辛口ワインではこのピリ辛具合を加速させてしまうかもしれません。
中辛口のこれなら甘みが絡みを和らげてくれるかも!
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第1位 カルボナーラ
やっぱり本場にはかないませんよ。
卵のきめ細やかさ、濃厚なパルミジャーノとペコリーノ・ロマーノ、そして脂と旨みたっぷりのカリカリにローストしたグアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)。
素材の旨さをこれでもかと活かした味わいは、しっかりこってりしているのに何杯でも食べられそうな中毒性があります。
これを食べにローマに行く人の気持ちがわかるかも。。
以前イタリア人の友人に「カルボナーラは卵とチーズを楽しむパスタなんだぜ!」と、言われたことがあります。
確かにこの濃厚な味わいにはイタリアの酸味の少ない旨みたっぷりの白ワインが合いますね!
しかし!あえてドイツワインで合わせるならここは赤がいいのではないかと思います。
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番外編 ロブスターのリングイネ
4位のアマトリチャーナと迷いましたがホームの味が勝ちということで。
これも絶品でしたが、食べづらくて服にトマトソースがはねてしまいへこみました。
滞在中の気温が平均して35℃を上回るという凄まじい天気でしたが、観光そっちのけで食を満喫した素晴らしい休暇でした!
いまはクーラーなしで生活できるドイツの涼しい夏に感動しています。
長らくご覧いただきありがとうございました。
ささでした