9月に入ってドイツはすっかり秋モード
木々の緑も少しずつ色づいてきて
朝夕は気温も下がってきて、10度前後になってきました。
山梨のワイナリーでは各品種の収穫がされていると記事を見ましたが
ドイツでもプファルツやラインヘッセンなど、南の方では始まっています!
この辺りの収穫ももう間もなくです
ところで
そのブドウの樹を近くでご覧になったことはありますか?
日本では棚式で栽培されますが、
ヨーロッパでは垣根式で栽培されます。
プロストがあるリューデスハイムも町の裏手には畑が広がっています
ちょっとお散歩してみると、今はまさに収穫前のブドウがたわわに
このブドウの房、私たちの膝から腰にかけての低い位置に実っています
斜面に植えられた樹は見事に一列に並び、
枝はワイヤーに支えられて高さ1.5m程になります
所変わって、
8月上旬にフランス南部、スペイン国境近くの地中海沿いへ旅行に行ってきました
こちらもワイン産地
地中海とピレネー山脈に挟まれた海沿いの町々
ヨーロッパの人々に人気のリゾート地です
(わかりにくいですが、山の斜面はブドウ畑!)
ちょっぴり畑も見てきました
するとドイツの畑とはだいぶ違った景色が広がっていました
照りつける太陽のエネルギーは、さすが南欧
葉っぱの色が濃い!
そしてビックリしたのがブドウの樹の低さ。
枝の先まででせいぜい1mくらい
幹はずんぐりと太く、枝もそれほど長くはありません
そして何より、ブドウの房が地面から近い
ドイツの整然とした一列に並んだ畑に比べると
ブドウの樹1本1本の力強さが感じられました
これだけ上からも下からも強力なエネルギーを吸収してたら
あんなにしっかりしたキャラクターの強いワインが造られるわけだ
と、納得しました
ご旅行中、なかなかブドウ畑まで足を延ばす時間はないかもしれませんが
機会があれば是非近くで見てみて下さいね
ドイツでは、これからの時期は収穫を間近で見れるチャンスです
ハマっ子