小さな花束

先日の雨の夕方。
閉店準備をするついでに、横に止めた自分の自転車を見てみると…

あれ？小さな花束？！

最初だれかのいたずらかと思いましたが、すぐにピンときました。

実はこの日の朝、私が開店準備のため表に出ると、シャッター前に子ネズミの死体があったのです。
おそらくどこかの店で殺鼠剤でも食べたのでしょうか、、死体は傷もなくまるで寝ているような感じ。
しかしさすがにそのままにはできないので、
取りあえず紙で包んでビニール袋に入れ、そして自転車のかごに入れておいたのです。
なぜそんなことをしたのかと言いますと、
どうしても、ゴミのように扱うのが嫌だったんですよ…

そしてその後、奥さんに、こういうことがあったのだよ、と話をしていたわけなんです。
さらにこの日は、その後、ご近所のわんこが亡くなったとの話を聞いたので、
お供えの花を買って、そこに届けるように奥さんにお願いしていたから、
おそらくその時、このネズミ用にも花を買ってきて、そしてそっと供えていてくれていたんでしょう。

私はそのやさしさが嬉しくて、
「やはりこの人と一緒になれて良かった♪」と素直に感じました。

で、その後このネズミの死体をどうしたものかと考えて、
やはりゴミに出すのは嫌だったし、かといって埋める場所もないし、
結局は、花束ととも小さな箱に入れ、近所の川に流しに行きました。
あの日は雨で流れがあったから、多分明け方には海に流れ着いているんではないかな？

ん？
あれ？
でもあの川は曲がりなりにも一級河川なので、
この行為は、河川法施行令第十六条の四二項に抵触してる？！
河川法施行令

ま、今回だけなので大目に見てね！
(*＾人＾*)