以前も触れましたが、うちのお店は今年で創業93年目。
もともとは魚屋仕出し屋としてスタートしました。
創業11年目の昭和15年(1940)当時の店の様子
そしてその当時の出前盆や包丁も残っております。
さすがに包丁はさっびさび。
そんな中、最近研ぎ屋の方と知りあうこととなり、
「せっかくなんで何か古い包丁でも砥ぎましょうか?」
「え?よろしいんですか?!」
と、なるとやっぱこの包丁でしょう?
というわけで、引っ張り出してきて眺めてみると…
さすがに錆びがひどいな、こりゃ…
素人目にもかなりめんどくさそうだとは思いましたが、ここはご厚意に甘えて、「どうぞよろしく!」
それからひと月。
途中何度か経過を拝見させていただきつつも、この度めでたく研ぎあがりました!
それがこちら!
ピッカピカじゃないか!
銘も読めるようになった!
お伺いするとやはりかなりてこずられたようす。
とうのも、やはり全体に錆がひどく食い込んでいるうえに、部分的にはめくれるような歪みもあり、普通に砥げば刃幅が狭くなりかねない場所もチラホラあったとか。
そしてまた、今の刃物と違いかなり上質で焼きの強いものであったため、すべて手砥ぎで時間もかなりかかってしまったとのこと。
だから砥ぎあがった包丁を手に取り…
「それにしても、これ良い包丁ですわ。
ほら、この柳刃なんて日本刀みたいに文様が浮き出とるでしょう?」
あ!ほんとだ!
つまりこれは日本刀と同様に地金で鋼を包み込みたたき上げた証拠。
なるほど、さすが…
そんなわけできれいに砥ぎあげてくださっただけでなく、こうして立派な収納盆まで。
「もうこうなりゃ飾るしかないですやん!」
私がそう言うと、
「いやいや、刃物は使ってなんぼ。
いつでもまた砥ぎあげるんで、せいぜい使ってください。」
とのこと。 (*^人^*)
そんなわけで、このきれいになった包丁を義父に見せ、
「ほら、お父さんの包丁ここまでピカピカにしてくれはったで!」
すると…
「すごい!これは飾らんと飽きませんなあ♪」
やっぱりそうなるよね~♪
(=^^=)ゞ
もともとは魚屋仕出し屋としてスタートしました。
創業11年目の昭和15年(1940)当時の店の様子
そしてその当時の出前盆や包丁も残っております。
さすがに包丁はさっびさび。
そんな中、最近研ぎ屋の方と知りあうこととなり、
「せっかくなんで何か古い包丁でも砥ぎましょうか?」
「え?よろしいんですか?!」
と、なるとやっぱこの包丁でしょう?
というわけで、引っ張り出してきて眺めてみると…
さすがに錆びがひどいな、こりゃ…
素人目にもかなりめんどくさそうだとは思いましたが、ここはご厚意に甘えて、「どうぞよろしく!」
それからひと月。
途中何度か経過を拝見させていただきつつも、この度めでたく研ぎあがりました!
それがこちら!
ピッカピカじゃないか!
銘も読めるようになった!
お伺いするとやはりかなりてこずられたようす。
とうのも、やはり全体に錆がひどく食い込んでいるうえに、部分的にはめくれるような歪みもあり、普通に砥げば刃幅が狭くなりかねない場所もチラホラあったとか。
そしてまた、今の刃物と違いかなり上質で焼きの強いものであったため、すべて手砥ぎで時間もかなりかかってしまったとのこと。
だから砥ぎあがった包丁を手に取り…
「それにしても、これ良い包丁ですわ。
ほら、この柳刃なんて日本刀みたいに文様が浮き出とるでしょう?」
あ!ほんとだ!
つまりこれは日本刀と同様に地金で鋼を包み込みたたき上げた証拠。
なるほど、さすが…
そんなわけできれいに砥ぎあげてくださっただけでなく、こうして立派な収納盆まで。
「もうこうなりゃ飾るしかないですやん!」
私がそう言うと、
「いやいや、刃物は使ってなんぼ。
いつでもまた砥ぎあげるんで、せいぜい使ってください。」
とのこと。 (*^人^*)
そんなわけで、このきれいになった包丁を義父に見せ、
「ほら、お父さんの包丁ここまでピカピカにしてくれはったで!」
すると…
「すごい!これは飾らんと飽きませんなあ♪」
やっぱりそうなるよね~♪
(=^^=)ゞ