
気持Eイ~♪
というわけで、この日はいつもより早めに走り出しておりました。
朝のわんこのお散歩を、午前5時からと前倒ししたため、
バイクで出る時間も、それに併せて前倒しできるようになったから。
この朝の数時間というのが真夏では本当にその差が大きく、
この時間帯ならば、まだ空気も涼しく、走ると最高に心地よい!
むろん、すでに日は出ておりますが、その陽射しはまだそこまで強くないので、

陽射し上等~!
と、背中に日を受けガンガン走る!
とはいうものの、止まるとさすがに暑いので、休憩場所はやっぱり木蔭。

木々の葉を揺らす風が最高~♪
まあ、朝ならヒンヤリとまでははいきませんが、汗ばむ体にそよ風が心地よい♪
そんなわけで…

今回もここで一服じゃぁ~い!
本日のストーブは、米軍用M-1940。
第二次大戦時に開発された画期的なガソリンストーブです。
(詳しくはこちらを)
この機種はコールマン社とAGM(アメリカン・ガスマシン)社の二社が同一規格で製造しておりまして、
今回のものはAGM製。
で、こういうの同一規格であるならば、本来相互に互換性があるべきですよね?
ですが、こいつらはなんか違う!
本当に微妙な差がありうまく流用することができないのですよ!
私らからしたら、「なんや?それ!」と突っ込みたくなるのですが、
当時のメリケンさんいは、それでもぜんぜんノープロブレムだったんでしょうかね?
(詳しい差異などについてはこちらを)
で、結局どちらが良いかと問われれば…
う~ん、性能面ではやっぱコールマン?
造りや材質、やはり頭二つほど抜きんでております。
ですがAGMにも、魅力はあって…

この武骨さと、使い良い星型ダイアル!
実寸はコールマンと同寸なのですが、各パーツの印象からか、全体にAMGの方がごついイメージ。
そこがどうにも魅力的!
コールマンはやや線が細く、華奢に感じるのです。
また火力調整ノブの形状が、丸型のコールマンに対ししこいつは星型!
これは力が込めやすいので、固着気味の時や、冷えている時は本当に回しやすく重宝します。
であれこれあって、いざ点火したわけですが…

ん?なんかすぐ赤火になるぞ…??
点火直後は勢い良くきれいな青火なのに、すぐに火力が落ちて赤火に。
あれ?まさか圧漏れ??
試しに追加ポンピングをすると、すぐに回復するものの、また同じように火力が落ちて弱火に。
でも、その様子がどうも圧漏れではなさそう。
ポンプから手を離した途端症状が出るのではなく少しタイムラグがある、これは圧漏れではない。
(圧漏れの場合は、即症状が出ます。)
なにより、バルブを閉じ加圧し少しおいてキャップを開けると気密が保たれている。
ということは…
やっちまった!またガス欠だ!
(ほんと、もうこれで一体何度目なんだ~!)
そう、こいつはウイックではなく、空気で圧送する仕組みのため、
燃料残量がわずかでも加圧し続ければきれいに燃える。
でもそれも、送り出すべき燃料が残っている間だけ!
というわけで、ここから先は、残燃料と加圧のチキンレース。
枠が早いか、それとも燃料の尽きるのが早いか!
で、その結果…

沸いた~~~!
てなわけで、どうにかこうにかお湯を沸かすことができました。
ああ、良かった…
ほんと、綱渡り気分でひやひや物!
予期せぬ朝のひんやりタイムとなりました。
(=^^=)ゞ

というわけで、ほっと一息ついていると、日は次第に強くなり…

ああ、今日も暑い一日が始まるぞ~!
荷物を片付け、あれこれ用事の待つお家に戻ったのでありました。
そうそう、家に戻ってからストーブのガソリン残量を調べてみると…
わずか、20㏄!!
いや~、このストーブはやはり大したもんだ!
加圧さえし続ければ、本当にタンクが空になるまで燃やし続けることができそうです。
さすが、天下のM-1940!!
**動画**
朝ならヒンヤリ?!~スポーツカブ&M-1940~Is it cool in the morning? ~Sports Cub & M-1940~