唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ベルベットゴールドマイン

2006年12月14日 | 好きな映画・良かった映画
ベルベット・ゴールドマイン

アミューズソフトエンタテインメント

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ベルベットゴールドマイン
2004/01/21 23:21

ゴージャスな生活、夢を生きていた。でも、いつのまにか現実に見放されていた・・・ なんつって・・・

デビットボウイなど、当時のいわゆる「グラムロック」をテーマにした物語。
当時をリアルタイムに一緒に生きていたという認識ではないのでよくわからないけれど、そういう時代にそういう世界があったと思わせてくれる。
マンディがいった言葉、ゴージャスな時代、夢に生きていた。でも消えうせた。作り物の世界だった。というところが一番この話のすべてを言っている気がする。

皮肉なことにブライアンスレイドに切られた人たちはその時代をいまだに引きずってこの現実の中を生きている。当のブライアンは、その時代を切り、今の時代に順応したことでトップの座に君臨している。

バーでインタビューに答えるマンディーはとても魅力的です。

半落ち

2006年12月14日 | 映画 は行
2004/04/17 00:56

完落ちしない

いやあ、涙が止まりません。
でも、いい映画だと思いたくない自分もいます。泣けますが・・・。でも認めたくない。何を?わかりません。

人間ドラマとして、人間の生とは?という問いかけに真正面からぶつかったように見えて、どこか、あやふやなところが・・・このテーマそのものは結論出せないといえばその通りなんですが・・・
人間としての生、生物としての生、人が壊れた状態が人間の死で、その結果、生物としての人間を殺してもいいのか。その人への情や介護の苦痛、その結果殺すという選択は正しかったのでしょうか。答えが出せないですね。

壊れた人間には、その後の可能性はなくなるのでしょうか。一般の人間と違う人になったから人間社会から捨て去る・・消し去ることが出来る。こんなことはありなのでしょうか。

介護の実態を知りませんし、その病気により、まわりの家族がどういう状態になるか。専門的なこともわからないから何ともいえませんが・・・

この映画は人間ドラマとして、とてもいろいろ考えるところがあるけれど、よく考えてみると、社会が見えてこないような気がしました。
殺した人の動機は、介護の疲れからじゃないので、そこが、ただの人間ドラマにした原因なのかもしれません。

警察と検察の癒着の問題も、結局、そこをただ出しただけという感じがして、それで、そこはどうなの?というところは結局うやむや。

結果的には最後まで半落ちの状態で判決が下るという、そんなに真実というのは無力なものなのかと思ってしまうわけです。あそこにいる全員が真実を知って、その上で、真実でない調書を基にした判決が下ったわけですよね。(よくわかりませんけど・・・)
みんなが真実ををごまかすことによってハッピーエンドなのでしょうかね。

私は誰と話しているんだ・・・・??

歌舞伎町でティッシュを受け取るというのも不自然な気が・・・

やっぱりおかしいです。警察がちゃんと取り調べていれば、結果的には警察のスキャンダルという風にはならないはずですから。もし、隠蔽するなら真実を暴いた上で隠蔽すべきではないでしょうか。すごいこといってますが・・・
警察だって、人権を守るために事実を公表しないということはありえると思います。
そうなると、犯人が自分の勤めてきた警察が
を信頼できなかったことが今回の事件を難しくしたということになるのではないでしょうか。
よくわかりませんけど・・・

いろいろ考えさせるというのはいい映画だということなのでしょうか。




・・・・やっぱり、あんな状態で判決っておかしくありませんか?そんなもんなんですか?やっぱり変ですよね。法廷の前で暴いちゃったら、本人が否定したって外に出るでしょう?守ろうとして警察を信頼できなかったから守れなくなっちゃったということになるのではないでしょうか。

最後の歌は心に何も来ない歌でした。自分の日本語の解釈の能力がないのでしょうか。「つぇー」とか耳障りだし。安易なチョイス!


・・・・だんだん荒くれものになってくる自分・・・泣かされた分、なんか腹が立ってきた。


仁義なき戦い

2006年12月14日 | 映画 さ行
仁義なき戦い
2004/02/10 01:05

はじめてみました。
しょっぱなっからなんかせわしなくてこのまますすんじゃうのかな・・・と思ったけれど、その不安は途中でどこかに吹き飛んでいました。

人が殺されるたびにピョロローピョロローと流れて・・・最初はバラエティーなんかでよく耳にする音に笑ってしまったが、重要人物が意外と簡単に死んでいくなかで笑えなくなってしまった。

極道そのものが正しい道かどうかは置いといて、その中で信念を貫く菅原文太がかっこいい。

その人それぞれが自分の行きぬく道を選び対立していき・・・そして死んで行っちゃう・・・ああ・・・むなしい。

一番悪いやつはやっぱりずるがしこく生き残っちゃうもんなんでしょうか・・・





仁義なき戦い 広島死闘編
2004/02/11 23:49

実録シリーズ!

山中さんという人物の物語。前作に続き菅原文太さんも出てくるが、ストーリーの中心にはいなかったので、ちょっと不満。

結構ドタバタしていてちょっと疲れた。

山中さんが拳銃をじっと構えて、殺した後に脈や息を確認して口笛を吹くことでその人の特徴と言うか、個性を演出しているのが面白かった。





仁義なき戦い 代理戦争
2004/02/12 23:47


またまた菅原文太さんが物語の中心になって・・・自分の意思を貫こうとするわけですが、力関係や裏切り、思惑の中で振り回されていきます。

いよいよ来るところまで来てしまいましたのでもうみんな後がありません。次回が楽しみです。





仁義なき戦い 頂上作戦
2004/02/15 00:33

いよいよ大詰めと思ったら・・・

最後のシーン、ひろのとたけだの会話がジーンと来る。神戸のあかしかいの人との会話もじーんとくる。お互いのきづかいがいい。

戦いのシーンは、必要以上に騒がしい。まあ、最初からそうだったけれど、いっぱい死んだように大騒ぎしている割にはあまり死んでいない。

この世界ってどういう世界なんでしょうか。社会の構成の中でどういう位置にいるんでしょうか。





仁義なき戦い 完結編
2004/02/17 02:02

実録シリーズついに完結!

オープニングの政治結社てんせい会が、永久平和ののぼりを掲げてデモ(?)をしているシーンは、何ともいえない雰囲気を出しています。

前半は、酒を飲むシーンばっかりなのも気になりました。

ひろのとたけだの関係がとてもいいです。2人とも世代の交代を自覚して身を引いていくわけですが、何ともいいがたい悲しさが漂います。
しかも、武田の今度一緒に飲もうとの誘いを、ひろのは、死んでいった仲間に申し訳が立たないからと断ります。お互いを認めつつも筋を通そうとするすがたは、やっぱり哀愁漂うかっこよさを感じます。

時代とともにこの世界のあり方が変わっていきます。

そして2人のあとを受け継いだ若者たちが不動の体制を手にしたかというとそうではなく、権力が移っただけで、後の激動を予感させて物語が終わります。

むなしい戦いにおわりはあるのでしょうか・・

そして、悪いやつはそれでものうのうとうまく世の中をわたって行きます。

いやあ、見ごたえのある映画でした。
俳優の人たちがみんな勢いがあって、こんな空気は今はつくれないだろうなあと思います
映画のつくられた時代の勢いを感じた全5作でした。

メトロポリス

2006年12月14日 | 映画 ま・や・ら・わ行
メトロポリス

バンダイビジュアル

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2004/02/17 19:19

ロボットの反乱!というほどでもない。

手塚治虫大先生の初期のマンガを元につくったようです。大友克洋さんもかんでいるので期待も膨らみます。
手塚治虫さんの最初のころの作品は、当時としては斬新で大胆だったのかもしれないけれど、ブラックジャックや三つ目がとおるあたりから手塚治虫ファンになった私には、あまりなじみもないし、好きになれないところも正直あります。
それはともかく、その手塚治虫さんの世界をどう再現するのか楽しみでした。

キャラクターは、初期の手塚治虫さんの雰囲気を出していて、とてもいいです。ロボットもいい感じですよね。
なにより、音楽と映像がすごい。
最後のアイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユーが流れる中での爆発、崩壊、そしてティマが落下するシーンは鳥肌が立って涙が出てしまいます。ティマの表情のない美しさが悲しさを出しています。

他にも、ロボットが壊されるシーンは、とても悲しいです。

しかし、ストーリー的には、最悪です。ばんしゅんさくとけんいちは人間的なつながりがないようです。全然お互いを心配しない。特にばんしゅんさくは最悪です。
けんいちが行方不明になっても平気だし、刑事ロボットにも犬の名前をつけて、ティマに対してもただのロボット扱いだし、勝手に店のものを食べちゃうし、最後だって、あんなに簡単にけんいちと別れることができる神経は人間じゃない!

というわけで、人間味を失いつつある人間と、人間的な優しさを持つロボットたちの物語でした。そうじゃないか?

ロードオブザリング 王の帰還

2006年12月14日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/04/26 22:29

長い旅は観るものにとっても長かったのです。

前作からお疲れ気味のフロドさんはこともあろうにサムを疑ってしまうんです。前作で友情を確認しあったのに・・・フロドの馬鹿たれ!映画を見ている誰もが四つんばいの人の悪巧みを知っているのに・・・お前だけがサムを裏切ったのだ!ひどいやつめ。

サムが最後に指輪を奪って捨てに行ったほうが手っ取り早かったのではなどとも思うじれったさをこらえて・・・山を登ったと思ったらまた下りなきゃいけないし・・・

四つんばいの人はほんと憎たらしい!でも、最後はガイドもなくたどり着けたところを考えると、無理して連れて行くこともなかったのではなどと思ってしまうのですが・・・これは結果論ですね。

ガンダルフは前作に引き続きわけがわかりません。魔法を使わない魔法使いって何の役に立つのか・・・馬で走り回ってるだけ。

火をつける人もわけわからん。自分で息子を死地に追いやっておいて生きているものを死んでいると思い込み・・・何なんでしょう・・・

指輪に魅せられはじめてフロドは自分を見失っていきますが、英雄的にかっこよく自分で指輪を捨てられずに、結果オーライみたいな感じは逆に好感持てるかもしれません。

最大の功労賞はどうみてもサムですしね。

終わりは引っ張りすぎだったけど、苦痛ではなかったです。この後どうなるの?という余韻がずっと引きずっていましたから。

ほとんど動かないリブタイラーよりも、ふられたほうの女の人のほうがよっぽどいい女だと思うんですけどね。
「人間の男には殺せん・・・」「残念でしたー私女でーす」というシーンはかっこよかったです。

本当に見応えのある映画でした。




・・・ところでサウロンって何だったの?








新仁義なき戦い 

2006年12月14日 | 映画 さ行
新 仁義なき戦い
2004/02/21 00:09
実録コンビが送る!新シリーズ!

バキューンバキューンという文字がほんとに似合いそうな銃撃シーン。昔はみんなバキューンバキューンだったのでしょう。

名前と顔が一致するのは山守だけ。後は、前作との関係は全くわからない。そこまではっきりとした記憶が・・・

ところどころにちょっとしたいたずら心というか、ふふふと笑っちゃう演出はなかなか・・・

指をつめるところは「うぎゃあ」と身をよじってしまいました。ミザリーのハンマー足折り以来でした。




新仁義なき戦い 組長の首
2004/03/03 00:49

バキューンバキューン

また物語が変わってしまっているので別物でした。今までの話よりシンプルでスマートな気がしました。組長の首をとるだけの話ですから。

小林旭を名乗る若者が死んでいくのが悲しい。お母さんがなまっていて何も聞き取れないところがまた哀愁を感じさせる。

女の人の裸がやけにリアルで色っぽい。何ででしょう。
「あら何もしないで帰っちゃうの?」「まだ死にたくないからのう」「男ってみんな死にたくないのね」といった感じのせりふはかっこよかった。





新仁義なき戦い 組長最後の日
2004/03/04 23:55

菅原文太さんが刺されちゃった!

またまた話が変わっているのでもうどうでもいいかなあ・・・というところもありつつも・・・

最後の方はもうなんというか・・・

妹が布団に入ってくるシーンや、こっちきんさいといって誘惑(?)するシーン。ちょっとたまらないですね。

最後、坂本を殺した後、文太さんは刺されてしまって・・・刺した人が「俺がやった!」と叫んでいるシーンも印象的。

これでおしまいです。さよならです。

デスペラード

2006年12月14日 | 映画 た行
2004/02/27 00:38

ギター弾きの復讐!

なんかかわいていて、独特の雰囲気。面白くて思わず笑っちゃうシーンもあって・・・

人の死に方とか、ちょっとお遊びっぽいところがありつつ・・・ところが、子どもが撃たれていたシーンは、ドキュメンタリーのようでした。

仲間も惜しげもなく死んで行っちゃうところがなかなかあっさりしていて・・

殺し屋を刺してもなかなか死ななそうなナイフとか、仲間のギターケースの武器とかもおもしろいです。

スタートレック VGR / 繁殖期エロジウム

2006年12月13日 | スタートレック
いつ故郷に戻れるかわからないような状況の中で、子どもを生んできちんと育てられるのか。ヴォうジャーには保育や教育する環境もないので、そこが不安になってしまいます。しかも、軍艦(か?)ですからねえ・・・。

もう一方で、自分たちが生きているうちの故郷に戻ることができないかもしれない状況もあり、世代に渡って、故郷に帰るという目的を達成させることも視野に入れなければならない現実もあります。

長い旅を続ける中で恋愛感情が生まれることは避けられないことです。そういう、ヴォイジャーの今の目的という点から子どもを産むべきかどうかという視点があります。

そして、じっさいに、その愛する者同士が子どもを産んで育てるということに対する責任というか自覚というか、決意というか、そういう点で産むべきかどうかが問われます。
子どもを育てるというのはいろんな苦労もあるのでしょう。おれには良くわかりませんが・・・でも、その苦労を超える何かを与えてくれるはずです。だって、自分がこうやって生きているのも親が育ててくれたからで、それは、苦労だけがある作業であったなら、自分は生きていないと思うからです。
きっと人類の繁栄もなかったと思います。

自分の友達も子どもができて、えー!あのひとが!?っていうくらい代わっちゃった人がいますが、それぐらい、子どもができることはその人の自覚を高めるものなのでしょう。産むことそのものが自覚と責任を高めるのかも。

というわけで、子どもがほしい・・・か?

人間は・・・・男は・・・・毎日がエロジウム・・・か?

虫を食べることができる・・・・か?

宇宙生命体というのが面白かったです。
しかも、宇宙船に求愛行動や威嚇をするなんて・・・

スタートレック VGR / 殺人兵器メトリオン

2006年12月13日 | スタートレック
このお話は、原爆を投下された日本にとっては重い話です。

その爆弾によって与えられた被害というのは取り返しのつかない人類の過ちであって、それを、「平和のため」「戦争を終わらすため」という理由で正当化することはできません。理論だけで科学者が出した結論は、それが使用されたときのことを考えたうえでの結論なのかどうかといえば、考えられるわけがないわけですが・・・実際にそれを受けた人間しか、その兵器の残虐さ、悲惨さはわからないのでしょう。

ただ、人間には、理性があります。その理論上考えられた結果が人間にとって何をもたらすのかを考えることもできるし、その結果を目の当たりにして、どうするべきなのか、正しかったのか間違っていたのかも考えることもできます。

このお話の場合は、自分がモンスターになってしまったと知ったときには、自分ではどうにもできない状態になってしまっていたこと、その後、その犯した過ちの償いをするために、再生の研究をしていたことなどは、その科学者の良心ではあります。だからといって、その犯した過ちの事実は決して消し去ることはできません。その重い罪の意識を背負って生きていくしかないと思います。

それで、最後はパイナップル頭の人の「赦す」という言葉を聞いて死んでいくわけですが・・・ドラマとしてはそこで感動しなくてはいけないのでしょうが、それは、現実的に考えると、やっぱり、「赦す」という言葉で赦されるはずはないことだと思いました。ただの人間ドラマにしてはいけない重いテーマですから。

パイナップル頭の人が「自分は徴兵を逃れて逃げていた」ということをその話と引き合いに出すところもいまいち解せない。自分が戦争で臆病だったとか、平和主義者だったとか、艦のクルーたちに「戦争で戦った」という嘘をついていたということは、どうでもいいことです。何でそれが出てきたのかがいまいちわからないです。

何で戦争がおきたのかとか、そういうものがないのでいろいろ言ってもあれなんですけど・・・

デッドコースター ファイナルデステネーション2

2006年12月13日 | 映画 た行
2004/03/06 01:22

ぐちゃぐちゃばらばら

死に方がすごい。丸太がぶっ飛んできて顔がつぶれるシーンはうわ~という感じ。
こんなにやっちゃうのか・・・と、感心しつつ・・・いまいちみんなのとっている行動がよくわからない。
予知を頼りに防ごうとして、予知の勘違いによってみんな死んでいく。そういえば、義手のやつだって、電話しなければあんなことにはならなかったわけで、予知を防ごうとしてみんなレールに乗せられていて・・・前のやつで生き残った人だって、主人公が現れなければ死ななかったのに。鳩だって、鳩と叫ばなかったらはとなんか相手にしなかったかもしれないし。

結局主人公のひとりよがり。死神に振り回される。


ニューヨーク1997

2006年12月13日 | 映画 な行
2004/03/07 22:37

ニューヨーク全体が監獄になっている1997年の物語。

1981年の作品。2004年となった今では、笑っちゃうところもある。

何よりも、強いのか強くないのかよくわからないスネークが面白い。みんな知ってるスネークの名前。しかも、みんな死んだと思っているところもわけわからない。

その、説得力もなさそうなちゃちで間抜けな感じがとても面白いところでもある。


バトルロワイアル

2006年12月13日 | 映画 は行
2004/03/09 01:36

こまった・・・

あ~中学生に殺し合いをさせるなんて・・・
みんな中学生なのに大人っぽいなあ・・・
問題はすべて子の側にあるとでもいうのだろうか

子どもを殴っちゃいけないとか、過保護の教育が子どもをつけあがらせてだめにしたと言いたそう。

3年B組としているところも意図的な気がする

こういう死と向き合わせの立場に立たされたときに人間の本質が表れるといいたいのか。人を信じるとか、協力するとか、共同するとか、そんなのきれい事なのでしょうか。
そういう殺し合いをさせといて何で主人公だけにそのきれい事の立場を許しているのか、よくわかりません。それができると思うなら、何で協力してみんなが生きぬく方向に力を向けさせなかったのでしょうか。

死線を潜り抜けた友情だけが真の友情で今の社会の友情はうわべだけだというのでしょうか。

納得いかないけど、まあ、そう思っている人がつくった映画ならそりゃそうなるでしょうね。

こういう映画を肯定出来ちゃう社会であるというところが社会のゆがみなのかもしれませんね。

人が死ぬたびになんか寒くなっていく。
こんな残酷な設定を考えちゃえるって、すごいというか恐ろしいというか。だって、途中で躊躇しますよね。きっと。

出演するほうもよく出演したもんだ。

何で軍隊より先生のが偉い?

こういう映画って、社会を批判しているように見えて、実は人間を否定しているのではないでしょうか。政府を批判しているように見えて、政府を擁護する役割を果たしてしまうのではないでしょうか
だって、これが人間の真の姿だったら、民主主義ほど無力で馬鹿らしいものありませんよね。

仁義なき戦いは、バキューンバキューンだったから見れたのかなあ・・・弾の命中率が暴力団の皆さんより中学生のがいいようです。


仮面ライダー555

2006年12月13日 | 映画 か行
2004/03

仮面ライダーです

テレビシリーズとはちょっと違うらしい。テレビシリーズを見たことないのであまりそれは関係ないか。

結構ダークな設定で、世界を支配しているオルフェノクとちょっと落ち目の人間の共存をテーマにしている。

この前読んだ鉄腕アトムのやつとテーマは似ているかもしれないなあと思いつつ、結構楽しく見させていただきました。


容疑者

2006年12月13日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/03/12 01:11

親を殺人犯でなくした刑事。息子が殺人を犯した!?

派手なアクションもなく、静かにゆっくりと流れていくストーリー。親子の絆を再確認した最後はもう泣いちゃいます。

息子もあがいていたように、親もあがいていたんですねえ。

寂れた風景が、またいいです。

敏腕刑事の子どもがヤク中で、その上殺人を犯してしまう。
 息子を信じられない。明らかに最初は一歩ひいたところから警察としての客観性を持とうと、それが逆に疑う気持ちを抱かせたのだろうか。
 一度捨ててしまった息子と正面から向き合えない。疑う気持ちの中には、息子が気持ちを開いて本当のことを言ってくれるだろうかという不安もあったのでしょう。
 
 息子にとっても親が、本当に自分を愛してくれているのか。本当に自分を助けるために行動しているのかに確信がもてない。

そんな関係が最後にドバーっと感情があふれ出して、もうだめです。

2人の男があがいている中、3人の女は男を見捨てていきます。一人は理解者のふりをして誤りを正すゆとりも与えずに!あらら。結局、人を信頼できなかったのは女のほうか?

スパイキッズ2

2006年12月13日 | 映画 さ行
2004/03/13 00:58

子どものスパイ

ライバルだったり苦手だったり、恐そうだったり敵だったり、でも、本当に悪い人がいないところが安心できるところ。
おもちゃ箱のような世界は見ていてとても楽しくなります。
CGでない人形を動かすやつを使っているのがまたまたおもちゃっぽくていい。
たまに奇妙さが出ているところもおもしろい。

ストーリーは、あまりよくわかりませんが・・・