「からだに優しい日本酒の呑み方の提言」
酒屋のオヤジの金言??
という事で、今日は
体にやさしい呑み方について書いてみます。
1.日本酒は、「純米酒」を呑みましょう。
日本酒の原材料表示には、「米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料」とあるのが一般的ですが、純米酒ならば、「米・米麹」のみです。余分な添加物がはいっていませんので、体にやさしいです。
2.日本酒は、出来れば「燗酒」で呑みましょう。
冷酒の場合、呑み口は良いのですが、胃腸のアルコールの吸収が始まるのは人肌に温まってからになるので、時間をおいて、一気に胃腸がアルコールを吸収し酔いも一気に回ります。
燗酒は、その点では、最初から温かいので、アルコールの吸収も穏やかで、酔い心地も
良く、体に優しいと言えます。量を飲み過ぎると、もちろん駄目ですがね。(笑)
また、純米酒の旨味・甘味を舌が一番感じる温度帯が40~50度ですので、その温度帯で純米酒を一番美味しく味わえるということも、付け加えておきます。
3.日本酒を呑むときに、同量の水も飲みましょう。
日本酒を呑む合間に、水も飲みましょう。(「チェイサー」や「和らぎ水」と呼ばれます)出来れば、呑む日本酒と同量以上の水を飲むことをお勧めします。これにより、脱水症状を防ぎ、血中アルコール濃度が下がりやすくなり、二日酔いにもなりにくくなります。
4.呑みすぎに注意して、質の良い日本酒(純米酒)を食中酒として、ゆっくりと適量呑みましょう。
アルコール度が高く感じたなら、日本酒でも割り水して燗酒にしてください。食事とともに、ゆっくりとしたペースで、適量を呑みましょう。
5.焼酎やウイスキー等も同様に、出来れば「お湯割り」にして、なるべくアルコール度を下げて、ゆっくりと食中酒として呑むのが、体にやさしい呑み方です。
以上、何はともあれ身体が一番です。
ちょっとした呑み方で、健康的な呑み方へ変遷しますよ。
そして、呑みすぎが一番駄目!
それでは「ホッ」と落ち着く純米燗を紹介します。
「竹泉どんとこい純米(鳶色)H 27BY」
但馬産どんとこい米で醸した純米酒。
この米の特徴なのか、熟成感ある旨味と甘味を包み込むように酸がたち、独特のキレ方をして、その風味を醸し出す。ミントの様な爽快な酸だ。のどごしすべらかで落ち着いた良い酒だ。
燗につけても呑み飽きせず、杯がすすむ。熟成させれば旨味がどんどん濃くなる。食用米の「どんとこい米」が、何故こんなに風味の良い酒になるのか?不思議だ!(笑)
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播州佐用の酒屋
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赤松儀和
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