重くなりすぎた腰?尻となりましたが、どっこいしょと立ち上がる事にしましょう。
毎度ながら何も進展しないブログですが、しばらく休んでいる間にこのような工作をしました。
何やら見慣れない物が。なんと今回のヘッドホンアンプはトランスを巻きます。
1次、2次と巻く必要がありますが、なんと2次側は0.1mmとは。ちょっと不安があります。
よく見えません・・・・・
拡大鏡の中でも、目を立てて巻くのはちょっと辛い部分でした。
1次側は0.23mm径なので、巻けているのが分かります。(当然、手作業ですが)
問題は次。
この太さのUEW線ともなると、1次側の巻きに影響を受ける様子でして、2周目くらいまで下の線の段差で被さらないように巻いていくのが非常に困難ですが、1度初めてしまうと止める事が出来ないので、終わりまで(170回)まで巻くしかありません。
何周目なのかもわすれそうですが、数えながら先に巻いたものの隣になるように、指先の感覚だけで巻いた感じでした。
しかし集中が切れてきたので、最後の周回は相当斜めになっているのが分かると思います。
俗にいうガラ巻きでも巻いたことには変わりないだろうと思われるかもしれませんが、過去(十数年前)にもミニ四駆用のモータを手巻きしていた事もあって、やはり線を綺麗に並べて巻くのと巻かないのでは能率や効率に相当な差があるのが身にしみているため、時間かかっても並べて巻くことにしました。
(ただ、最後(170回)が近くなって何と0.1mmのUEW線が切れてしまいました。
多少テンションかけながら巻くのですが、どうもキンクがあった様子で、いとも簡単にプツンと切れたのが
160回目でした。
さてどうしましょうか。規定数より少ないですが、とりあえず部品を付けて昇圧させて、どうしても電圧が
足りないようなら、トランスを外して巻き足すしか方法がありません。)
あとは、キットの指定どおり部品を付けるのですが、何だか奇妙な感じがしました。
なんとこの基板、表側パターンの大半がプラス側でベタパターンとなる設計がされていました。
どうしてここにこの抵抗を、この向き(HOT側とCOLD側)なのか分かるまでに不思議でした。
手持ちの部品を活用したので、抵抗とコンデンサの種類はまちまちです。
規定の電圧を加えると、ほぼ予定どおりの電圧となりました。
もっとも無負荷なので高めに出る様子ですが、トランス昇圧回路にフィードバックがかかっているので、
安定して動作する模様です。