まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ  312 THA-09EXの試作 3

2017年12月01日 | Weblog

 THA-09EXの基板も慣らし作業が進み、多少高域できつい感じでしたが、気持ちよく音が伸びる様子で

安定してきました。

最後の課題が残っています。

これも青樹さんの要望でしたが、THA-09EX基板裏のZebel回路を、わざと外して動作させるという事でした。

 

基板裏にはギミックが隠されていまして、ハンダブリッリさせる事でジャンパーを兼ねていますが、

それを外してみました。

つまり初段のオペアンプ、THS4631DDAは変換基板上には、パスコン、位相補正コンデンサ、Zebel回路も

付けられていません。(つまり素の状態です)

さてこうするとどうなるでしょうか。

結果はこうでした。



電源投入後、1分足らずでこの温度となりました。それと画面右にピンクのジャックとケーブルが見えていますが

ボリュームを絞りきっているにもかかわらず、百円のイヤホンから可聴域で音がしていました。

シーっという音でした。測定機で計るまでもなく発振しています。
そしてあっという間に指で触れない温度となりました。(あわてて電源落としたので写真を録りそこねました)

THA-09EX基板裏のZebel回路が仕事をしていたという事ですね。

安心しました。