久々にアルトイズ缶に入るヘッドホンアンプキットを購入しました。
綺麗な基板です。
昇圧回路を組んで動作テストをしてみました。
最初はこんな電圧がでて驚きました。
どこか何か間違えたのかと思ったのですが。
ここまできて、はたと考えてしまいました。
残念な事に回路を公開されていないので、パターンと部品から自前で回路図を作って原因を探らなければ
ならないようでした。
使いなれた昇圧用ICですから、ある程度のノウハウがあるので、チップコンデンサを付けたり
パターンを切ってジャンパーするなどして、必要な電圧となるように加工しました。
それでも昇圧ノイズが気になりますが、アンプ部分をくみ上げない事には分かりません。
とりあえず手持ちの部品を追加して、動作する状態になりました。
懸念していたとおり、昇圧電圧によって独特のノイズが入る様子でした。(バズ音というのでしょうか?)
電圧によっては回避できるので、聞きながら電圧調整する必要がありました。
ICの上にチップコンデンサが載っています。
5極管本来と三結を選ぶ事ができますが、せっかくなので5極管仕様で鳴らすことにしました。
電池が単4という事もあって、若干動作時間が短いようですが、アルトイズ缶に納まるサイズなので
しかたなしというところでしょう。