今年の2月に、ポタ祭が東京でありました。
昨年の年末から工作していた事もあって、ヘッドホンアンプ(Nutubeを使ったアルトイズ缶入り)を出品させて
頂いたのですが、音に若干問題が発生していました。
ヘッドホンアンプなのに、どういうわけかエフェクター化していました。
(理由はいろいろとあるのですが、どのように解決してよいものやらと苦慮していました)
ということで、リベンジする事にしました。(早い話が諦めが悪いというだけ)
そのために基板を中華業者に発注しました。久々でしたし、基板CADの細かい使い方も少し忘れていました。
ああでもないこうでもないと試行錯誤してやっと発注して届きました。
以前から、穴径をどの大きさにするのかいろいろと試していました。
結局、部品取り外しがしやすい、半田を溶かしやすい、スルーホールやパターンが剥がれにくい、
ということで、1.2mmのスルーホールという事にしました。
(細かい事ですが、ジャックの穴はわざと1.6mmにしています)
そしてもう1枚。これはNutube用のゲタ基板です。
実は面付けという方法で同じ基板を1つにまとめてしまう発注方法がありますが、詳しい方法がわからず
連結部分の細さ、隙間など、ツイッターで教えていただきた結果、こうなりました。
(しかし枠に穴とスルーホールが存在しています。どうも製造業者が追加した模様です)
さて製作にとりかからない事には。
もっとも試作品なのでメイン基板が6枚分(5枚発注で6枚届きました)、下駄はしっかり5枚、といっても
1つに3つあるので15枚分。
何故か、発注時には基板の図面を拡大印刷までして表裏を穴があくほど眺めてシャープペンシルで
書き込みまで行って確認しているのですが、ミスが出ます。
はて?これは。「+」「-」の裏側がレジストで覆われています。なんということか。
こんな単純なミスをするとは。
穴がなければ開ければよいわけですし、レジスト被っていれば削ればすむことです。(試作の話)
ガリゴリと表面を削って、無事、電源用コネクタ部分をハンダ付けする事ができました。
この調子ですと、このあともあれこれありそうです・・・