まるは の ココロ

ああだこうだの工作日誌

次なるヘッドホンアンプ 164 MagicEyeレベルメータ(6E2) その2

2014年10月12日 | Weblog

 実はマジックアイは1度製作したことがありました。

6E2はバーが上と下から伸びるという、よくわからない仕様となっていますが、

入力は1個しかないのでモノラル表示しか出来ません。

 以前はdatasheetさえ入手に苦労して、それもピン配列のみ、という有様だったので

そもそも何Vで駆動させるのかさえ分からず、グリッド電圧もどの程度なのかも知らないまま

入力を入れても何も変化が起こらず、何をどうするといいのか困り果てた覚えがありますが、

今ではちょっとネットを調べると、いくらでも製作例が検索できますので、ある意味、

楽が出来るようになりました。

 

 でも、自分で作って動作させてみないことには、表示されるフィーリング?が分かりませんし、

最適な電圧も、本当は何Vなのか、という、ある意味、無駄な事も実地で調べておくのも

大事だと思います。

 動作させてみると、球?のばらつきに気づきました。

写真でも分かると思いますが、左のバーの先の方が何かぼやけています。

そして、右の球はグリッド電圧が17Vもかけないとバーどおしが繋がらない始末で

アンプのゲインは予定より大幅に上げることとなってしまいました。

 当然ながら増幅アンプの電圧も20Vから32Vまで上げて、やっとの事でほぼ左右で

同じような長さに表示されるようになりました。

その結果が、この画面です。

暗く撮ると、上手に出来たような錯覚に陥りますが、正面からはこういう仕様になっています。

先に作った3種類の電圧が出る電源は、球の裏側に縦に設置しています。

銀色のはアルミで、流石に球の真裏に高圧(最大250V、通常150V)電源があって

それもスイッチング電源なので、プレートにノイズが飛び込むのを少しでも防ぐために

こういう事にしてみました。

ヘッドホンアンプをこの後に繋ぐと、たかだかアルミ板1枚の差がこれほどあるのも不思議でした。

何かざわざわした、シーっというか、チーっといった音として何か聞こえていたのですが、

板1枚でほとんど感じられなくなったのは気のせいだけではなさそうです。

 

 このままむき出しは危険なので、いつも?のペンケース(鉄製)に収める事にしたいと思っています。

 しかしながら、ヒータの明るさが少し邪魔な気がしてなりませんので、ケースに入れる場合には

ヒータの光の遮光も考えなければならないかもしれません。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マジックアイ (若輩者)
2014-10-13 01:05:07
まるはさん

格好良いです!

私は自作では専らVUメーターを使用しているのですが、光物はやっぱりわくわくしてきます。
出来れば、動作している動画を是非、観てみたいです。

(メール送りました。)
返信する
re: マジックアイ (まるは)
2014-10-13 06:57:41
ラジケータを利用したVUメータや
小型のVUメータも作りましたが、
確かにひかり物は見栄えがしますね。

以前はLEDを使用したレベルメータも
好きでしたが、懐古趣味ではありませんが、
最近ではそれ以前の物ばかりです。

動画はしばらくお待ちください。
台風でバタバタしそうです。
返信する

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