つづれ日記

不定期更新です。日常の日記だったり、悩みだったりを綴ったりしています。内容は特に統一性はありません。

★1日1学★ 脳卒中パス ~脳卒中ノート編~ -6-

2012-04-18 | ★1日1学★
続 ■脳卒中とリハビリテーション
 
◆回復期リハビリテーションの流れ

○おおむね発症から8カ月頃まで。
 医療制度上では、回復期リハビリテーション病棟に入院して行うリハのこと。

1)入棟時、情報収集。
 受傷前はどういう生活をしていたのか、今後はどういう生活を望むのか
 生活スタイルの中で、課題や不安、希望等は無いか。

2-1)リハビリカンファレンス&リハビリ。
 リハビリスタッフ、看護師、MSWで集って、リハビリの方向性検討を行う。
 また、リハカンファの決定をもとに、リハビリを行う。
 ※本人の退院後の生活に合わせ、目標を設定する。
  そのため、たとえ々疾病だとしても、目標地点が違うことが多い。

2-2)必要時、ケアカンファや住環境調査。

3)外泊、外出等を行い、退院へ。

驚いたこと×2

2012-04-18 | MSW(医療相談員)日記
今日の仕事中に、驚いたこと(以下「ビックリ」)が2つありました。

その1。
ケアマネさんから患者さんの主治医へ面談の依頼があり(※)、
面談の時間調整等をしてDrとの面談に同席しているときのこと。

(※ 多分介護保険の算定関係で、ケアマネさんから主治医意見書を書いたDrへ
   面談の依頼が来ることがちょいちょいあります。
   私達MSWはその面談の窓口にもなっていて、ケアマネさんから依頼が来たら
   面談の日程調整を行う役割も担っています。)

そのケースでは介護保険を新規に申請した患者さんだったので、
ケアマネ⇔Drの面談はこれが初回でした。
患者さんは血管外科、整形外科に受診しており、
意見書を作成したのが前任の血管外科のDrだったので、
後任の血管外科のDrに事前に面談の依頼をし、承諾してくれたので、
ケアマネさんを招いて面談をしていただきました。

「ビックリ」はその面談中に起こりました。

ケアマネとの面談中に、Drから私へ、
「自分は血管外科の医師だから、整形の分野の話はしたくない。
 自分のところに案内するのはおかしいと思う。」
といった内容の注文をしたのです。ケアマネさんの目の前で!

「疾病は各専門科で見てもらうべきだ。
 色々一度に見て欲しいなら総合病院ではなく地域の診療所に行けばいいだろ。」
…こんな感じで、「自分の専門以外は診たくない」という主張を数分に渡りしてきました。

Drの注文は、一見正当な気はします。
しかしその言い様からは、「面倒なことはしたくない」といった気持が感じられ、
こちらとしてはDrの言葉を素直に受け取ることは出来ませんでした。
そもそも、意見書作成したのが血管外科だから、血管外科のDrにお願いしたわけで、
面談についても事前に「面談をお願いしていいですか」と確認して了承もらったのに。
しかもその時はケアマネさんとの面談中!
ケアマネさんだって暇じゃないんです。面談の時間だってDrに合わせてます。
なのにケアマネさんの目的とは全く関係の無い話を…院内のシステムの話をするのは、
ちょっと、ヨロシクナイのではないですか、先生?

…等々、思いましたが、その場では
「こちらの力不足です。血管外科から見て患者への対応で留意点等が無いのであれば、
次回からは整形外科の医師に対応していただけるか検討します」と言う感じで、
身を引いてます。ただし、面談後、ケアマネさんには謝罪しました。

まったく、医師というものは、色々な人がいますね。
今後あのDr、ちょっと気をつけよう。


その2。
これは、ケース記録を作成中に、同室にいた地域連携室の室長から聞いた話です。

室長「今年からこの病院に来た病棟担当の○○Drが、この病院はかなり忙しい。
   救命より大変、って言って、他のDrに力説していたよ。」

……なんというか、「ビックリ」でした。

忙しいのは自覚してました。Drに関わりあることで考えると、
科によっては予約は常に定員オーバー、
基本午前中のみの外来診療が午後3時ぐらいまで続くことも多々あり、
オペも1日数件毎日予定されています。
外来しつつ、入院患者も診つつ。
外来やDrの机の上には、診断書や意見書の依頼が山積み。
…確かに、大変でしょう。

ただ、「救命の現場より大変」とは、思っていませんでした。
救命の現場については、直接は知りませんが、
TVからは「とにかく忙しい」という感じの印象を受けていたので。
「入院病棟のみの勤務が救命よりも忙しい」のであれば、
入院病棟&外来を担当しているDrの負担たるや、相当な物でしょう。
そして、そのDr方よりも確実に遅い時間に帰らざるを得ない自分たち。
……どういうことなんでしょうね(笑)

もうほんとう、自分たちの置かれている状況が、平均的な物では決してない、
ということを感じる言葉でした。
あぁ……時間が足りない;;;

勉強する余力がない;;

2012-04-18 | MSW(医療相談員)日記
今年度に入って、ほぼ毎日8時過ぎまで残業。
しかもケース記録が主だから、残業手当は請求できないっていう…。くっそう。
(患者に呼び出されたとか、そういう「避けられない理由」以外は
 極力請求するな。って言われてて;
 んなこと言うなら、患者との面談時間外に回してやろうか!?
 って思ったけど言わないけど。)

で、だ。
今までやってきていた勉強法、ちょっとコレ要領悪すぎるということに気付いた。

今まで、参考書を使わずにインターネットから情報収集してたのね。
しかも、「このサイトの内容は正しいか分からない」を念頭に入れているから、
いくつものサイトを見比べたりして。

そりゃーもう、時間のロスだよね。
面倒くさい。
8時過ぎまで働いて、9時ごろやっと晩ご飯にありつけてるかなー?って頃なのに、
その後さらに勉強する余力なんて…。
…まあ、結果、「毎日勉強」というルールは守れなくなるよね。

それと、仕事中も「分からなくなったらネットで調べる」っていうやり方を取って、
調べた結果をプリントしてファイルに閉じたりしていたけど、
書式も形態も全く違うプリントがあふれる結果になるわけで。
しかも、仕事中には資料を熟読しているヒマなんてないわけで、
「帰ってから読もう」と思って持って帰っても、そんな余裕ないわけで。
結果、何をまとめてるのかよくわからない状態に;;

だから、私は思った。

知識を自ら集めようとするから、余計な手間が増えるんだ。
医療相談員が必要とする知識を、まるっと含んでまとめてある本があれば、
学生時代のように、もっと効率良く勉強できるのではないか。と。

もし望めるのであれば、

①医療費についての内容がある
 医療費を減らせる制度について、具体的にどの窓口に申請に行くのか、が分かる
②医療保険について記載がある
③年金制度について記載がある
④生活保護他、低所得者用の制度について記載がある
⑤介護保険の改定後の制度についての記載がある

等、上記5つは入ってて欲しいな…。


…なにか無いかなぁ・・・・・。