撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

京阪 びわ湖浜大津~上栄町(2020.6.27) 旧塗装 803F 普通 太秦天神川行き

2020年07月03日 18時39分03秒 | 京阪
6/27に、京阪京津線 びわ湖浜大津~上栄町駅間で旧塗装の800系を撮りました。
1枚目は、滋賀県道558号(高島大津線)の併用軌道区間を上栄町駅に向かう803の普通 太秦天神川行きです。
併用軌道を徐行とはいえ4両編成が走行する光景は迫力があります。



2枚目は後追いで、専用軌道を上栄町駅に向かう804です。



800系は、京津線の1500V昇圧と京都市営地下鉄東西線への直通運転に対応する車両として1997年に登場しています。
日本で唯一の地下区間と併用軌道区間を直通する車両で、また、大谷~上栄町駅間では61‰の登山電車並みの勾配区間があり、急勾配、急カーブ対策など多彩な機能を備えた車両です。
車体塗装は琵琶湖の水面をイメージしたパステルブルーと日本の伝統色である灰白、京津線のラインカラーを表す苅安色(黄色)の帯を巻いた独自のものです。

しかし、2017年から京阪線一般車両と同様の塗装への変更が進んでおり、800系のオリジナル塗装も僅かとなりました。
この日は運良く旧塗装の803Fを記録することができました。