撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 梶原下一番踏切(2014.7.5) 3324F 準急 梅田行き 祇園祭HM

2020年07月30日 22時14分04秒 | 阪急京都線系統
6年前に、阪急京都線 高槻市~上牧駅間の梶原下一番踏切で祇園祭ヘッドマークを掲出した3300系を撮りました。
1枚目は、梶原下一番踏切に向かう祇園祭ヘッドマークを掲出した3324の準急 梅田行きです。



2枚目は後追いで、高槻市駅に向かう3354です。



先日は2012年のシンプルな色合いの祇園祭ヘッドマークを紹介しましたが、2014年は黄色地でカラフルなデザインのヘッドマークが掲出されていました。

3300系は、大阪市営地下鉄堺筋線への相互直通運転用として1967~69年120両、1979年に付随車が6両登場しています。
1969年の相互直通運転、1970年の大阪万博輸送への対応も有り、短期間に大量の車両が登場しています。
車体寸法については、阪急と大阪市交通局の協議の結果、阪急標準車体を断念して阪急標準車体より幅が100mm広くなり2,800mmに、長さは100mm短くなり18,900mmになったため神宝線への乗り入れは不可能となりました。
1982~85年に冷房化、表示幕の設置が行われています。
後に一部車両は電装解除、改番が行われ、7両編成、8両編成に組み換えされています。
2003~06年には、8両編成×5編成にリニューアルが施されました。

長らく126両全車が在籍していましたが、1300系の登場により2014年以降に非リニュアルの8両編成×4編成が7両編成化され、余剰の中間車から引退が始まりました。
2016~17年には、非リニューアルの8両編成×3編成が引退しています。
現在でもリニューアルの8両編成×5編成、非リニューアルの7両編成×6編成が京都線の最古参として活躍中です。
3324Fですが、2015年に中間に連結されていた電動車3307、3807が脱車され、3327Fから脱車された3951を組み込んで7両編成化されています。