撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪神 甲子園(2010.7.24) 青胴車 5143F+5313F 普通 梅田行き 行先表示板

2020年07月14日 22時17分23秒 | 阪神
10年前に、阪神 甲子園駅で行先表示板を使用していた青胴車5131形+5311形を撮りました。
この写真もコンデジで撮っています。
1枚目は、甲子園駅に向かう5143の普通 梅田行きです。



2枚目は後追いで、甲子園駅に停車する5314です。



5311形は、ジェットカーの1両での走行が可能な増結用車両を増強するため、1968~69年に4両が登場しました。
1980~81年に、 冷房改造と同時に回生ブレーキ付きの電機子チョッパ制御装置が設置されました。
1987年の普通運用4両編成化時からは、5311F+5313Fで4両編成を組みました。
1999年には5311Fが引退し、5313Fのみが残りました。

5131形は、1981~83年に電機子チョッパ制御装置搭載の冷房車として、2両編成×7編成が登場しました。
5131形は東芝製の制御器でしたが、同時期に三菱電機製の制御器を搭載した5331形も2両編成×5編成が登場しました。
1987年の普通運用4両編成化時からは、5131形5143Fと5331形5339Fの異形式で4両編成を組みました。
1995年の阪神・淡路大震災での被災により、5337Fが廃車となってます。
5337Fと組んでいた5335Fは、編成解除された5339Fと4両編成を組みました。
残った5143Fは5269Fと組んで4両編成を組みました。
1999年に5269Fが引退し、5143Fのみが残りました。

半端車となった5131形の5313Fと、5131形の5143Fが組まれて4両編成を組みました。
5143Fは行先表示器が設置されていましたが、5313Fに合わせて普通のみを表示し、行先表示板を併用していました。
阪神で最後の行先表示板を使用した編成でしたが、2010年10月に後継車の登場により引退しました。