撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 十三(2013.7.14) 2325F 普通 北千里行き

2020年07月27日 22時01分58秒 | 阪急京都線系統
7年前に、阪急京都線 十三駅で2300系の普通運用を撮りました。
1枚目は、十三駅に向かう2368の普通 北千里行きです。
十三駅の5号線の梅田寄りは手前に柵がありホーム端まで行くことができないので、ズームで何とか撮ることができました。
右下に柵が入ってしまいましたが、7両編成のためギリギリ最後尾まで入りました。



2枚目は後追いで、十三駅に停車中の2325です。
ホームドアの設置により、今では撮ることができない光景だと思います。



2300系は、1960~67年に阪急では初めて回生ブレーキと定速運転の機能を備えた通勤電車として登場しました。
正面形状は三面折妻で、直線主体の簡素なスタイルを持つ全金属製車体です。
客用扉は阪急で初めて両開扉を採用し、側窓はワンタッチで開閉可能な一段下降式のユニット窓です。
アルミ合金の窓枠とマルーンの車体色との取り合わせもデザイン的に優れており、これ以後の阪急スタイルを決定付けています。
神宝線の2000系ととも、1961年に鉄道友の会の第1回ローレル賞を受賞しています。

阪急標準車体寸法が採用されたことから、1969~71年には一部の編成は神戸線でも運用されています。
1978~81年に冷房化改造、1986~89年に表示幕設置が行われて、表情が変化しています。
後継車の登場により引退が進んでいましたが、この頃は7両編成×4編成が京都線、千里線で活躍していました。
2325Fは、2015年1月に引退しています。

【お詫び】
本文に誤りが有りましたので訂正しました。