撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

能勢電 滝山(2020.11.24) 旧阪急1754F 普通 川西能勢口行き 誕生60周年記念HM

2020年12月08日 20時09分21秒 | 中小私鉄
11/24に、能勢電 滝山駅で誕生60周年記念ヘッドマークを掲出した旧阪急2000系の1700系を撮りました。
1枚目は、滝山駅に向かう1704(旧阪急2014)の普通 川西能勢口行きです。
川西能勢口側の誕生60周年記念ヘッドマークは緑地のダブル看板です。



2枚目は、1704の前面右側に掲出されているLegend 1700seriesを代表して現在の1754を先頭にした編成がデザインされている誕生60周年記念ヘッドマークです。
2000系の第1編成が登場した1960年11月26日の日付も入ってます。



3枚目は、1704前面左側に掲出されている第1回ローレル賞受賞車両としてローレル賞の記念プレートと、登場当時の2050を先頭にした編成がデザインされている誕生60周年記念ヘッドマークです。
この写真は、11/29に絹延橋駅で撮ってます。



4枚目は後追いで、滝山駅を出発する1754(旧阪急2154→2代目2050)です。
妙見口側の誕生60周年記念ヘッドマークは青地のダブル看板です。



5枚目は、1754の前面左側に掲出されている現在の1754を先頭にした編成がデザインされている記念ヘッドマークです。
この写真も、11/29に絹延橋駅で撮ってます。



6枚目は、1754前面左側に掲出されている登場当時の2050を先頭にした編成がデザインされている誕生60周年記念ヘッドマークです。



1700系は、阪急2000系として1960~64年に登場した阪急初の回生制動と定速運転制御を装備した高性能車です。
オートカーと称され、京都線用の2300系とともに1961年には第1回鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
1990~92年に能勢電に4両編成×9編成が譲渡され、5編成が引退しましたが、1754~1757Fの4編成が活躍しています。

なお、1754Fの内、実際に1960年に登場した2000系の第1編成に連結されていたのは、中間車の1734(旧阪急2000)、1784(旧2051)になります。
なお、ヘッドマークにもデザインされた2000系の第1編成は2050(初代)+2000+2051+2001で、この中間車が1754Fに連結されていることから、記念ヘッドマークが掲出されたと思います。
ヘッドマークに写っていた2050(初代)は、1984年5月に六甲駅の上り本線で山陽電鉄車両との衝突事故で大破して復旧されず、同年10月に廃車となりました。
代替に2100系2154が編入されて、2代目2050となって、能勢電で活躍しています。
2001は運転台が撤去されて中間車化され、能勢電には譲渡されず1990年に引退しています。