撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 塚口住宅踏切(2011.12.11) 3159、5118 並び/5118F 回送

2020年12月25日 22時22分25秒 | 阪急
9年前に、阪急伊丹線の稲野~塚口駅間の塚口住宅踏切で3100系、5100系の並びを撮りました。
1枚目は、稲野~塚口駅間の和楽園踏切付近で並んだ左側は3159の普通 伊丹行き、右側は5118の回送を塚口住宅踏切から撮りました。



2枚目は、塚口住宅踏切に向かう5118です。



3枚目は後追いで、塚口駅に向かう5113です。



伊丹線では13時頃に伊丹駅の1号線に留置されていた編成が、西宮車庫に回送されます。
この日は5118Fが回送で、11時台から運用に入った3159Fとの並びを撮ることができました。
塚口住宅踏切から撮るには遠いですが、トリミングして整えることができましたので紹介します。

5100系は、阪急で初の量産冷房車として1971~79年に90両が登場しました。
冷房車を各線均等に配置するためにそれまで神宝線系統の車両と京都線系統の車両で異なっていた機器類の規格が極力統一され、全線での運行が可能なように配慮されています。
この頃は5000系のリニューアルに関連して17両が5000系に編入され、3両が長期休車となり、宝塚線で8両編成×8編成、今津線で6両編成×1編成が活躍していました。

今津線の6両編成は5102F+5118Fになります。
2007年に5102Fが2両編成化され、5118Fの4両編成と連結されて運用されていました。
この編成は伊丹線の予備車も兼ねており、伊丹線用の4両編成が検査時などに5118Fが4両編成で伊丹線の運用に入っていました。
5102F+5118Fは長らく今津線、伊丹線で運用されていましたが、2019年4月には5102Fが休車となり、5118Fが4両編成で常時、伊丹線で運用されるようになりました。
2020年2月に3054Fが引退し、5118Fは神戸線系統では最後のフルマルーン編成として運用されていましたが、2020年9月に引退となりました。