撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

阪急 神崎川(2011.12.10) 5010F 普通 梅田行き

2020年12月21日 22時00分13秒 | 阪急神戸線系統
9年前に、阪急神戸線 神崎川駅で5000系を撮りました。
1枚目は、神崎川橋梁を渡って神崎川駅に向かう5010の普通 梅田行きです。



2枚目は後追いで、十三駅に向かう5061です。



5000系は、1967年の神戸線の架線電圧1500V昇圧後に初の1500V専用車として、1968~69年に登場しています。
1970年以降は試作冷房車5200系、1971年以降は量産冷房車5100系に移行したことも有り、5000系は47両に留まっています。
一部の編成は宝塚線で運用されたこともありますが、大半は神戸線、今津線で活躍しています。
1973~74年に冷房化改造、1984~90年に表示幕設置工事が行われて、少しずつ外観が変化しています。

2000年以降、5000系のリニューアル工事が開始され、2000系列の中間車が脱車され、5100系中間車17両を編入して8両編成×8編成となりました。
8000系と同様に前面の貫通扉のガラスは下方に拡大され、種別標識灯と尾灯も角型に変更されました。
足掛けは大型化されて垂直部にステンレスが貼られ、パンタグラフはシングルアーム式に交換、塗装はツーハンドル車では初めて屋根肩部がアイボリーに塗り分けられるなど、外観が大きく変化しています。

5010Fは2001年に初のリニューアル編成となりました。
リニューアル2編成目以降の前面の車両番号は車掌台側の窓下に変更されていますが、5010Fのみは従来通り貫通扉に表示されています。
長らく神戸線で8両編成で活躍しましたが、2016年には5000系で初めて中間車2両が廃車となり、6両編成で今津線に移籍しており、現在でも活躍中です。