撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

北陸鉄道 三ツ屋(2022.9.17) 京王井の頭線カラー 8802、旧東京メトロ 03-830 並び/8802編成 普通 北鉄金沢行き 引退記念HM

2022年09月18日 22時41分21秒 | 地方鉄道
超大型の台風14号がの日本列島を直撃しており、今後も各地で暴風雨が予想されるので最新の気象情報により適切にご対応ください。
昨日、北陸鉄道浅野川線 三ツ屋駅で引退記念ヘッドマークを掲出した京王井の頭線カラーの8000系と旧東京メトロ03系の並びを撮りました。
1枚目は三ツ屋駅で並んだ右側は京王井の頭線カラーに復刻されたモハ8812(旧京王クハ3702)の普通 北鉄金沢行き、左側は旧東京メトロ03-830の普通 内灘行きです。
去り行く8000系とこれから活躍する03系の並びを撮ることができました。



2枚目は後追いですが、三口駅に向かうモハ8802(旧京王クハ3752)です。



3枚目は順番が逆ですが、三ツ屋駅に差し掛かるモハ8812です。



4枚目は、三ツ屋駅に停車中のモハ8812です。
この後、1枚目の並びを撮りました。



5枚目は、モハ8812に掲出されている赤色をベースにした引退記念ヘッドマークです。
30分前に内灘行きとして三ツ屋駅に到着した時に撮りました。



浅野川線には2020~24年に2両編成×5編成の東京メトロ03系が譲渡され、旧京王8000系は全車が引退となります。
03系は営団地下鉄時代の1988~94年と2001年に事故廃車の代替車が日比谷線用として登場しています。
日比谷線は東武伊勢崎線、東急東横線と相互直通運転されていたので、地下鉄車両ですが東京都内だけでなく埼玉県から神奈川県まで広域で活躍しました。
2013年に日比谷線と東横線との相互直通運転が終了した後は、日比谷線と伊勢崎線で活躍しましたが、後継車の登場により2020年に全車が運用離脱しました。
18m級車体で地方鉄道でも導入しやすいサイズだったので、引退後の03系は北陸鉄道だけでなく熊本電鉄、長野電鉄にも譲渡されています。
03-830を含む第30編成は、6次車として1993年に登場しました。
北陸鉄道には先頭車のみ譲渡されてますが、03-100形が電装化され、03-800形は制御車のままです。
外観的な変化は少ないですが、車体帯は日比谷線のラインカラーであるシルバーラインの上下にダークブラウン、アイボリーの細い帯が入ったものから、北陸鉄道のコーポレートカラーであるオレンジ色に変更されてます。

浅野川線の交換可能駅は三ツ屋駅だけなので、必ず並びを撮ることが可能です。
この日も同業者の方々が駅付近にスタンバイされていて、ご一緒に並びを撮ることができました。