撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 広島駅(2024.7.7) 810 5号線 広島港(宇品)行き

2024年07月14日 23時34分00秒 | 路面電車
7/7に広島電鉄 広島駅電停で800形を撮りました。
1枚目は、広島駅の比治山線のりばに停車する810の5号線  広島港(宇品)行きです。



2枚目は、広島駅の比治山線のりばを出発した810です。



広島電鉄の広島駅電停は、本線の稲荷町電停から駅前大橋を通る新ルートに変更した上、建て替えられる広島駅ビル2階に高架で乗り入れる路線変更されて新駅ビル内に移設する予定で、2025年春の完成を目指して工事が進捗中です。
新ルート開業とともに、現行の的場町~広島駅電停間は廃止となるため、地上の広島駅電停を見ることができるのも、あと1年弱となります。
この日は夜行バスで広島駅に着いたので、広島電鉄で移動するために広島駅電停に行きましたが、ちょうど5号線が停車していたので、まずは過渡期の光景として記録しておきました。

800形は2代目の形式で、1983~97年に14両が登場しています。
同時期に登場した700形は初期の車両が軽快電車のスタイルであったものの、モーターは在来車から流用された吊掛駆動車でした。
一方、800形は回生制動付電機子チョッパ制御で、駆動系は平行カルダン駆動で登場しました。
近年の広島電鉄は連接車の導入が進んでおり、800形が最後の単車として登場した形式となっています。
810は1992年に登場していますが、この車両のみが車体塗装が標準色であるものの、緑帯が側面のみやや太くなっており、側面の両端で細くすぼまる形になっています。