今日はどうしてお休みなんだろう?と夫に訊いたら、建国記念日だと言う。
建国記念日ってもともとは何の日だっけ?とまた訊くと、あ、何だったけ?と言う。
まあ、お休みだということが重要なのであって、何の日かはどうでもいいんだけど、良識有る大人としては、それではまずいか、と、検索してみた。
初代天皇である「神武天皇が即位された日」だそうだ。
以前英会話教室でアメリカ人の先生に、日本の初めての天皇は誰?ときかれて、「神武天皇といわれているけれど、神話の中の人だから実在の天皇かどうかわからない。」と答えると、実在の天皇では誰?とまた訊かれた。
今度は誰も答えられなかった。
国の始めが誰なのかあいまいでわからないとは!
アメリカ人の彼には理解できないことのようだった。
私たちにしてみれば、「日本はそれだけ歴史が古いのよ。ワシントンと比べられても困るわ、というところだ。
テレビの前でこれを書いていると、ニュースで、今日建国記念日反対の集会があったと報じていた。
よくわからない。どこに反対する要素があるんだろうか?と思ってみていたら、神の国思想がファシズムに繋がるのだそうだ。
どこをどうつっついたらそうなるのか?
神の国日本とは、ロマンチックな文学的表現だろう。
日本はギリシャと同じ多神教で、神々のほとんどは太陽や月、山や川など自然の化身だ。
その神々に罪があるのだろうか?
キリスト教の国なら、神の国と名乗ったら怖い。
キリスト教は一神教だから、神の国は選民思想に繋がるかも知れない。
あ、サッカーが始まる!
相手は強敵オーストラリアだ。
そういえば、サッカー日本代表のシンボル「八咫烏(やたがらす)」は神武天皇の道案内をした鳥だっけ。
日本代表に八百万の神のご加護がありますように