ヒタヒタと迫るアラ還の足音に、悪あがきではあるけれど、この半年、いろいろなコラーゲンを試してみた。
きっかけはある朝新聞と一緒に入っていたフラコラの広告だ。
広告の表にずらっと並ぶ若々しい美女たちの顔。
なんと50代60代、中には70代も。
正面からライトを当てて撮ってるんだから、しわは隠れるわよ、と反発しつつももしかしたら、と藁にもすがる思いでお試し商品を注文してみた。
それが始まり。
フラコラは一ヶ月毎日飲んだ。
味はグレープフルーツ風味で悪くは無かったが、さすがに飽きた。
お肌に、お値段の高さほどの変化は感じられなかった。
それからは、ロッテのコラーゲン10000、ハウスのヒアルコラーゲン、森永、資生堂、明治、メーカーも忘れたもろもろのドリンク、パウダー。
我ながら、こりもせずよくやったなと思う。
そこで私なりにだした結論。
ドリンクは、何にしろ一日一本飲むとなるとかなりコストがかかる。
それに、グレープフルーツ風味だろうが、ピーチ風味だろうが、飽きる。
同じものを長期間毎日飲み続けるのは無理。
その点、パウダーはコーヒー、お味噌汁、牛乳などに混ぜて使えるので、飽きがこない。
やはり長続きするのはパウダーかな。
ロッテのコラーゲン10000のパウダーも良いのだが、さすが10000だけあって味が濃い。コーヒーにいれてもちょっと飲み辛い。
牛乳ならOKだけれど、溶けに問題ありか。
明治のアミコラ(アミノコラーゲン)は5000だけれど、あまり味に癖がなくて飲みやすいと思う。
ヒアルロンサンがプラスされたワンランク上の「プレミアム」ならもっと飲みやすいが、一缶一か月分で約4000円ほど。
我が家では夫も飲んでいるので二人で8000円はちと痛い。
アミコラは、あちこち探せば2000円くらいで買える。
というわけで、今のところは明治のアミコラのパウダーをコーヒーに入れて飲んでいる。
お肌の調子はというと、なんとも言えない。
半年前より良くなったとも思えないが、そう悪くもなってもいないかな。
できるだけ長く現状維持できれば、というところか。
でも、女優さんでも、お金持ちであろうヒラリー・クリントンでも、やはり年相応に見える。
永遠の若さを手に入れるには、ドラキュラの仲間にでもなるしかないかな。
そういえば、中世ハンガリーで、バートリー伯爵夫人は若さと美しさを保つため、若い娘をさらって生き血を絞り、それに浸ったとか。
殺された娘は6百人を超えるそうだ。
そこまでしても若さと美貌は保てなかった。
所詮コラーゲンも気休めだよね。