珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

『JIN-仁-』が終わった

2011年06月27日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

「仁」が終わった。

すべての謎が解き明かされたらしいけれど、そうなの?

山本耕史さん演じる同僚医師の解析が正しいとすると、

パレレルワールドの現代Aから江戸Aへタイムスリップした仁が戻ってきたのは、現代B。

だから、仁がいた現代Aとは少し違う。

では、仁と交代するように姿を消した仁Bは江戸Bへタイムスリップしたらしい。

そして仁Aと同じようで少し違う経験をして、返ってくるのは、現代AともBとも少し違う現代Cということかしら?

よくわかりません。

何のためのタイムスリップなのか?といえば、やはり手術後、植物人間と化したミキさんを救うため、というより、そうしないためだったのでしょうね。

現代Bの仁とミキは、まだ知り合っていなかったのだから。

 

私は、やはり仁と咲さんは結ばれて欲しかった。でも、ドラマの構成上そうはならないだろうなと予想はしていた。

咲と結ばれて江戸に留まったら、ただのタイムスリップ話だものね。

綾瀬はるかさんは、天然だそうだけれど、彼女が演じた咲はすばらしかったと思う。

聡明で清楚、誠実で一途、凛として揺るがない。

仁へ残したふみの美しいこと、

涙が出てしまった。

お慕いしていますという言葉の意味が、あらためてわかったような気がした。

 

その後の咲は、野風さんの残した安寿を養子にして育て、その子孫がミキ、ということらしい。

つまりは、ミキは、野風と咲の思いが結晶した女性なのだ。

江戸でのことを忘れつつある仁は、やがてすべて忘れ去って、ミキを愛するのだろうな。

めでたしめでたしか。

ドラマは仁が、みきの手術を開始するところで終わる。

手術は成功、二人は愛し合い結ばれる、と予想したけれど、どうなのかしら?

あの終わりかただと、「手術後ミキはやはり目覚めない」という可能性も有る。

そして、仁は、ミキが目覚めるパラレルワールドに行き着くまで、タイムスリップを繰り返す・・・