珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ネット古書店で

2011年12月26日 | お買い物

ネット古書店で母のための古本を買った。

ネット古書店は、自分が読むためにはよく利用するけれど、母のためには初めてだ。

母は読書家、というわけではなく、暇なもので本を読む。

食事つきホームに入居してからは台所に立つこともなくなって、更に暇な時間が増えた。

そこで、本を買ってきてと頼まれる。

頼まれるけれど、何を買って良いかわからない

西村京太郎さんや山村美沙さんなど、好きそうだと思うものは、すでに読んでいる。

本屋さんで、これはどうかと、電話で、「○○読んだ?」ときいても、「読んだ様な気がするけどわからない」と答える。

そうでしょうね~、私だって、実際手にとっていながら同じ本を買ってしまうことがよくあるもの

最近は、文庫本が一冊700円800円、中には1000円近いものもある。

返品も交換もできないから、一応買っていこうというわけにはいかない。

それに、1冊や2冊はすぐに読んでしまう。

そこで、ネット古書店で古本を買うことにした。

旅情ミステリーが好きそうなので、失礼ながら西村京太郎さんや山村美沙さんほど有名でない、それらしき作家さんを探す。

こういうときアマゾンはとっても便利。

そこで選んだ2~3人の名を聞いてみると「読んでいないと思う」とのこと。

アマゾンさんには申し訳ないけれど、そこからネット古書店へ移動。

狙いは100円、せいぜい高くて250円の古本。

送料を無料の1500円以上にするために、10冊は買う。

それなら、中に読んだ本が1~2冊あったとしても、許せるものね。

母の住所へ直接届けるようにした。

4~5日して、届いたと母から電話があった。

読んだことのある本はなかったと、とても喜んでいた。

「新しい本2冊か3冊より、古本でもたくさんあるほうがいいでしょう?」ときくと、「そのほうがずっといい、またお願いね」と言う。

2回は読むようにしているというから、来月半ばくらいでいいだろうか。

でも、母がまだ読んでいない、それらしき本を探すのは大変だ。

買うたびに選択肢は減っていくだろうから。

そのうち、手当たり次第になっていくかも。

母が自分でインターネットでこういうことができたら、私も本人もどんなに良いかと思う