会社から、6月から皆さんフルタイムで働いてもらいますよ、と宣言されて、
仕事を続けようか辞めようかと、散々に迷っていたことは、前にここで書いた。
この年では、どこか違う職場を探すなんて無理。
今更フルタイムは嫌だけれど、辞めたら即社会から下りてしまうようなもの。
進退を決めかねてズルズル時間が経つうちに、何があったのか
会社のほうの方針が変わったらしい。
全員フルタイム化というのはやはり無理と判断したのか、
一人分のフルタイムの仕事を前半後半と分けて、二人で分担することになったのだ。
と同時に、今までやってきたこと以外のこともやらなければならなくなった。
大変なことに変わりはないけれど、前半に振り分けられた私の稼働日数は8日間。
それなら何とかできそうだ。
取りあえず、雇用契約が切れる9月までやってみることにした。
長時間と慣れない仕事に、「起きて働いてお風呂に入って寝る」
ほとんどそれだけの日々。
疲れ切ってしまったけれど、久しぶりの緊張感にボケが遠ざかった気もする。
8日間、土日を挟んで10日間が過ぎれば、残りの日々はお休みだ。
何て嬉しいのかしら。
苦があってこその楽を実感している。
9月まで何とか頑張らなければ