珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

「春を背負って」を観てきました

2014年06月27日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

昨日、友人と3人で映画「春を背負って」を観に行った。

ストーリーも良かったけれど、とにかく立山の景色が素晴らしかった

観終わって、とても満足感があった。

でも、この映画、突っ込みどころが満載だ。

監督さんの感覚に、疑問を感じるところが多々ある。

たとえば、主人公の松山ケンイチ演じる亨と、豊川悦司演じるゴローが物資を山小屋まで運び上げる場面。

亨は初めてのことで、ぜーぜー息を切らして今にも倒れそうに疲労困憊なのに、汗だくどころか、

額に汗を浮かべるでなし、真新しいバンダナにも真っ白なシャツにも、汗をかいた染み一つない。

どう考えてもおかしい。

撮影時に、霧吹きでシュシュっとすればいいだけでしょう。

気が付かないのかしら?

猛吹雪の中、岩陰に退避している場面でも、髪の毛はそよとも動かない。

実際に猛吹雪で撮影しろとは言わないけれど、それらしい演出が足りないと思う。

高地での撮影で命がけだったなんて話を聞いていたので、少し拍子抜け。

脳梗塞で足に後遺症が残ったゴローが山小屋に現れる場面では、あの身体でどうやって登って来たの?

細かいことを言えば、ほかにもいろいろあるけれど、まあ、そんな感じ。

「監督さん、もしかしたら経験不足?」というのが私の感想だ。

でも、映像は素晴らしかったし、内容は面白かった、出演者もイメージぴったりで、

とても良かったんですよ

それにしても、トヨエツが脳梗塞とはね~、そんな年齢になったんですね~

私が年を取るはずだわ

 

2010年に行った立山の夕日

下の白い部分も雲です。

標高2450メートルに建つ、ホテル立山からの眺望です。