珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

オリエント急行殺人事件を見て

2015年01月12日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

昨夜、フジテレビ開局55周年の目玉だという、三谷幸喜脚本の「オリエント急行殺人事件」を見た。

「オリエント急行殺人事件」は、言わずと知れた、ミステリーの女王、アガサクリスティーの名作。

本も読んだし、映画もドラマも見た。

だから、興味は、豪華寝台列車や配役で、

特に、ポワロを誰が演じるのか楽しみだった。

そうしたら、野村萬斎さんだった。

ポワロの命の次に大切にしている口ひげもちゃんとついている。

赤いコートには違和感があったけれど、まあ、悪く無いわと思ったら、

しゃべり始めてガッカリしてしまった。

大げさで嫌みたらしいふざけたしゃべり方に時々古畑任三郎が混じる。

萬斎さんは、それが実に楽しそうだけれど、私はとても聞き辛い。

三谷幸喜作品だからって、このしゃべりはないでしょ。

もう少し普通に喋って欲しかった。

それでも、配役は豪華だし、女性達の衣装がとても素敵だった。

時代設定は一応昭和8年、当時、あんな豪華寝台車が走っていたかどうかは知らないけれど、

それはどうでもいいのよ、ちゃんと蒸気機関車だったしね。

あれが、普通の寝台車だったらがっかりだわ。

昨夜は前篇だったのに、謎解きは終わってしまった。

今夜の後編はどうなるのか、これぞ三谷幸喜、というものが何かあるのかしら?

萬斎さんの喋りには慣れないけれど、楽しみだ。