珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

フェアモントジャイプール、ラッキーな飲み放題の夜

2015年01月13日 | インド旅行 2014/12

随分間が開いてしまったけれど、インドの続きだ。

実はもう飽きてしまった。

でも、自分の日記として、後で読み返して思いだすことが目的なので、

何とか最後まで続けたい。

 

さて、豪華宮殿風ホテル、フェアモントジャイプールでは、ラッキーなことがあった。

その夜の夕食にドリンク一杯がサービスで付いていたので、

美味しいと勧められたワインをチビチビ飲んでいると、ガイドさんがやって来た。

後で、屋上のバーに来てくださいと言う。

その日、彼らが所属している旅行会社のパーティーがこのホテルで開かれたそうで、

その二次会に、その日たまたま宿泊していた私たちも招待されたのだ。

行ってみると、屋上はハーレムのように設えたバーになっている。

生バンドがインドの歌謡曲?を演奏していた。

  すでに、他のツアーメンバーにガイドさんたちも来ていて、

飲み放題食べ放題ですよ、と、お酒やシシカバブを勧めてくれる

もうすでに、ほろ酔い気分だ。

その夜のことは、私たちだけでなく、ガイドさんたちにしても、

滅多にないラッキーな出来事らしく、みんなご機嫌で、

プライベートなことも随分おしゃべりをしてくれた。

ガイドさんたち5人はデリー大学日本語学科の卒業生、

一番若い一人は現役の学生で、見習いということだった。

デリー大学はインドで2番目にハイレベルな大学ということで、

「それなら、皆さんはエリートなのね」と、言うと、

「そうそう、私たちエリートよ」と、酔っぱらっておどけて言っていたけれど、

ほんとうにそうなのだろう。

 

私たちのガイドさんには、女の子が3人いて、全員私立の学校(パブリックスクール)へ行かせるつもりだそうだ。

インドでは、私立の学校はパブリックスクールで、公立の学校は、ガバメントスクールというそうだ。

ガイドさんも、おかしいでしょ、と言って笑っていた。

公立の学校は、先生も学習内容もよくなくて、親はなんとしても私立に行かせたいのだという。

すでにかなりの学歴社会になっているようだ。

カースト制は、昔ほどではないものの、いまだに深く社会に根を下ろしている。

原則として、結婚は同じカースト同士でし、仕事は親の仕事を継ぐのだそうだ。

低カースト出身なら、いくら優秀でも、自分の望む職業につくのは困難だ。

インドがIT大国になったのは、IT産業が新しい分野で、

カーストに縛られないからだと聞いたことがある。

だから、成功を夢見る優秀な若者は、IT業界を目指すのだという。

彼らの黒々と見事な髪が、菜種油をつけているせいだということもわかった

「いくら髪に良くても、無理だな~」と、そろそろ心配を始めている、一人のご主人が呟いた。

もっともだわ、日本では、とても無理よね(笑)

 

 

さて、明日は、アンベール城、シティーパレス、どちらも世界遺産だ。

コメント (6)
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