珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

マンモグラフィーの進化で

2015年09月20日 | 健康

胸の痛みで乳腺クリニックへ行ったら、筋肉痛だったという笑い話のような結果だったけれど、

私も、ガンではないだろうとは思っていた。

というのも、5年以上前の検診で、マンモの写真を見せられた時のこと。

これが普通の人、と先生が指したのは、白いもやもやした乳腺が網目のように走った写真。

そして、これがあなたの、と言われてみたのが、黒い円形の空間。

まるでブラックホール。

「乳腺がほとんど退化してますね、飲みつくされちゃったんですね~」

そう言えば、息子の時はおっぱいが出なかったわ、娘が飲みつくしてたのね。

乳腺が退化していると言われても「ああ、そうなんだ」と、特にショックでもなく

先生に確かめたわけでもないのに、乳がんは乳腺にできるというから、

乳腺ががないということは、癌にもならないということなのでは?と、

かえってラッキーだと思った。

 

ところが、今回見せられた写真には、何と白い乳腺がくっきり写っているじゃない

「少なめですけど、綺麗な乳腺ですね。、異常ありませんよ。

石灰化が2カ所ありますが、問題ありません」

「はあ、そうですか、ありがとうございます・・・」

先生の診断を聞きながら、狐につままれたような気分だ。

随分経っているし、違う先生だったので、前回の写真のことを口にだしはしなかったけれど、

この年で、乳腺が復活するはずはない。

マーモの検査機器が進化して、ブラックホールの奥にあった隠れ乳腺が現れたのだろう。

やっぱり、私にも乳腺はあったのだ。それなら検診はしなくっちゃ。

当時、職場で、同じように乳腺のない人がいた。

たまたまそのことを知って、私たち乳がんだけは大丈夫ね、と幸運を喜び合った。

でも、今にして思えば、彼女の場合もきっと見えなかっただけなのだ。

あれから彼女は検診に行ったかしら、行けば、私のように乳腺が現れるのではないかしら。

ガンにならないという自信は間違いだったのよ、と言ってあげたいけれど、

特に親しかったわけでもなく、今はお互い辞めていて、連絡のしようもない。

ちゃんと検診していたらいいな~。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする