マリーゴールドホテル幸せへの第2章での予告編でおもしろそうだったので、見てきました。
今風に言えば、老後を見据えて住み替えを考えるお話です。
モーガン・フリーマンとダイアン・キートン演じる、
70代の夫と妻、5階建てアパートの最上階に40年間住んでいます。
光あふれる大きな窓からはニューヨークの街並みが眺められ、
屋上で家庭菜園を楽しむこともできます。
夫は、ペットの老犬の朝の散歩がてら
コーヒーを買って帰るのがの日課です。
不満もなく気に入った住いなのですが、たった一つ欠点が。
それは、エレベーターがないこと。
若かった頃には苦にもしなかったことですが、40年たった今、
5階までの階段の上り下りは、大きな問題になりつつあります。
妻は70代後半の夫の身を案じて、エレベーターのあるアパートへの住み替えを
不動産屋である姪に相談します。
すると姪は、あれよあれよといううちに、次々とアパートを売る段取りをつけて行きます。
同時に次の住いの確保も急がされます。
考える間もなく迫られる決断、
さてどうなることか。
退屈な部分もあり面白くもありです。
ところで、二人は子供がなく、ドロシーという老犬を可愛がっているのですが、
そのドロシーが、その騒ぎの中、突然倒れて立ち上がれなくなってしまいます。
そこで、ペット病院へ連れて行くのですが、
まず、診察で、100ドル。
ヘルニヤの疑いありで、
CTスキャンに、1000ドル。
結果はやはりヘルニヤで、
ヘルニアの手術に、10000ドル。
今日の為替相場は、1ドル約112円
何と112万円!
我が家はペットを飼ったことがないので、日本でどうなのかわかりませんが、
やはりこのくらいかかるのでしょうか?
だとしたら、貧乏人にペットは飼えません。
わんこを散歩させている人とすれ違うと、みんなお金持ちに見えてきてしまいます。
ちなみに彼らのアパートの売値は、約1000000ドル、1億越えです。
40年前は、そんな田舎に、と言われた場所だそうですが、
さすがニューヨークですね~。