やっと、八日目の蝉を観た。
何週間か前に録画しておいたのだが、なかなか観る気にならなかった。
内容がかなり重そうなので、片手間に観ては申し訳ないような気がしてだった。
昨夜は夫が飲み会で遅くなるというので、コーヒーを用意してテレビの前にどっかり座って観た。
話題になった映画だから、ストーリーは有る程度知っていた。
それでも、実際観てみると、やりきれない思いと、心温まる思いが、同時にわきあがってきて
涙が止まらない。
誘拐した子に、溢れるほどの愛情を注ぐキワコ。
いつか引き離されると言う予感があるから、その愛は必死だ。
それを観ていると、どこまでも二人で逃げ延びて、と願ってしまうのだけれど、
一方に愛情を注ぐべき対象を奪われてしまった実の母がいる。
彼女の悲しみを思うと、キワコの罪深さは許せない。
誘拐犯と過ごした日々を懐かしむことに罪悪感を覚え、
幸せだった思い出も封印してしまった娘エリナ。
みんな切ない。
小豆島に旅をして、エリナに蘇る、愛に包まれた日々。
キワコへの、母への父への憎しみが、春の雪のように溶けていく。
人が生きていく時、一番必要なのは、きっと、
愛された日々の記憶なのだろう。
珊瑚さんの絵が上手すぎて胸がキューンってなりました
こういうストーリーは誰の目線で描かれるかによって
見ている方の気持ちも色々に変わりますね
わたしも一度観てみたくなりました
でも・・・やっぱり泣けました
本は本で、いいかなと思います。
誘拐というと、普通は、犯人の逮捕で終わる。
これはその後の物語なんですよね。
誘拐された子が戻って来たとき、その子は
誘拐される前と同じ子であって同じ子じゃない。
犯人と暮らした時間がプラスされたどこか違う
子なんです。
その子をどう愛したらいいのか・・・
映画の中の母親は嫌な女ですけど、誘拐事件が彼女を嫌な女にしたのかなと思いました。
母親から子供を奪うって、ほんとうに罪深いと思いました。
でも諸悪の根源は、不倫する男ですよね
まあ、こういうものだと思って観てますから
いいですけど、ちょっと残念
テレビ放送があったのですか?
たしか、ネット(yahooのトップページ)で宣伝していたような。
多分、同じストーリーと思いますが・・・。
厳しい内容ですね。
誘拐でなくても、生まれた直後に取り違えられて
別々の両親に育てられた、と言う現実もありましたね。
母親にとってわが子は自分の命以上の存在だから、
体験者でなければわからない心境でしょうね。
それにしても、上手な「絵」です。
感心しました^^
私は観ていなかったですが、檀れいさん主演でTVドラマにもなっていたそうです。
再放送されないかと思っていたら、すでにされた後でした。
映画のほうは、永作博美主演でした。
あかちゃん取り違え事件、ありましたね。
どちらの家族も可哀想でした
最近はきとんと管理されているのか、そういう事件ききませんね。
絵のこと、ありがとうございます。
下手な絵で恥ずかしいですが、嬉しいです