珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

他人の写真は無断で撮るべきじゃない

2024年12月28日 | 日々のこと

ママ友から電話が来た。

町内会のバス旅行に一緒に行って、その後ランチ会をした人だ。

 

先日、雪かきをしていたら、通りかかった男性が話しかけてきたのだそうだ。

帽子、サングラス、マスクで最初は誰だかわからなかったが、やはりご近所の一緒にバス旅行に行った人だった。

その時の写真があるから「後でポストに入れておきます」とのことだった。

ええっと思った彼女、いえいえお手間でしょうからとやんわりお断りしたけれど、数日後に件の写真がポストに入っていた。

見るとかなりの枚数で、どれもカメラに全く気付いていない無防備な状態で撮られた写真だそうだ。

高齢の女性なら、そんな状態で写真は撮られたくない。

自分のイメージの中の自分は、せいぜい50代の姿。

その写真で、現実を突きつけられた思いだったことだろう。

あまりの不愉快さに即捨てようとしたけれど、それらの写真には漏れなく私がついている。

ずっと二人で行動していたから当然だ。

そこで、一応私の意向を聞いてからと思って電話したのだそうだ。

で、写真の私はどうなの?と聞いてみると、あなたは普通よと言う返事に笑ってしまった。

私がその写真の彼女を見たら、きっとあなたも普通よと思うだろう。

要するに二人とも、現実の見た目は70代半ばの老婆だということだ。

そんな写真、私も見たくも欲しくもないから捨てることに賛成。

写真には、どうぞお礼などの気遣いは不要にというようなメモがついていたそうだ。

お礼?こんな勝手に撮ったひどい写真にお礼?冗談じゃないと彼女は怒っている。

確かに、写真がひどいかどうかはともかく、今は他人を勝手に撮って良い時代じゃない。

それぞれにスマホを持っているのだから、撮りたければ自分たちで撮る。

本人は好意で、ということはわかるけれど、相手によっては、どう思われるかわからない。

 

とはいえ彼女は大人、ご近所さんのことでもあるし、電話して一言お礼を言っておくわとのことだった。

そして、写真は哀れにもゴミ箱行きに。

 

 

 

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