観光バスを利用した日帰りや短期のツアーの出発は、旅行会社は違っても、だいたいは札幌駅北口だ。
このたびもそうで、私達は駅から少し離れた場所に駐車しているバスへと向かった。
同じようにバスへと向かうお仲間が、何人も同じ方向へ歩いていた。
すると、前方にミミズが一匹、乾いたアスファルトの上でのたうっている。
10cm以上ある結構大きなミミズだ。
「あら、やだ」
と、避けようと思った途端、やや斜め前方を急ぎ足で歩いていた女性のカートが、あっという間にミミズを直撃。
ミミズは、見事真っ二つ。
え、と一瞬唖然としたら、隣を歩いていた女性からも、あっと小さな声が。
ミミズの運命を一瞬にして断ち切ったカートは、何事もなかったようにからからと引かれていった。
残されたミミズは、二つになったというのに、体をくねくねとくねらせている。
命が奪われたことに気づいていないのかしら?
なんだか、とっても哀れ。気持ち悪いけど。
まさか、2匹になってそれぞれ何事もなく生きていく、なんてことある?
ないよね。
無残やな、カートに轢かれ大ミミズ、
己が悲運を知らずのたうつ
うう、鳥肌
気持ち悪くて、ごめんなさい
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