6月に大阪の息子家族に会いに行きました。
息子は出張などでよく札幌に来ているのですが、奥さんと孫に会うのはほぼ1年ぶりです。
前から夫が行きたいと言っていたので、に高野山にも足を延ばすことにしました。
ところが、お正月から始まった息子の腰痛が徐々が悪化して、その頃には杖を突いて歩くほど深刻な状態。
腰痛は、お正月に行ったスキーのせいだと思うのですが、本人は否定。
「そろそろスキーはやめたら」と言われるのを恐れて白状しません。
まあ、一番の趣味ですからね・・・
その日は麓でみんなで一泊して、翌日高野山を観光することにしました。
1年ぶりに会った孫のT君は、思ったより背が伸びていて、こちらが老いるはずだと納得です。
高野山の写真を並べてみましたが、どこがどこやらわかりません。
日が経っていることもありますが、腰痛の息子が杖をついて歩くのがやっとなので、とりあえず早く見て早く帰ろうという気持ちがみんなにあったからだろうと思います。
それでも、十分満足。
息子家族に会うのが目的で、高野山は二の次ですから。
そんな中、俳句を何とか二句作りました。
峯雲を貫かんとぞ高野杉
梅雨寒の公衆電話若き僧
梅雨の少し前だったのですが、小雨が降ったりやんだりの日でした。
帰る途中、そろそろ御山の外れという所に小さな土産物店があったのですが、その横に、今時珍しいピンクの公衆電話があって、若い僧が傘をさしながら話していたのです。
携帯電話が禁止なのか、持っていないのか、はたまた他人には知られたくない電話なのか、いろいろと想像を掻き立てられました。
最寄りの地下鉄の駅まで送ってもらって息子家族とはお別れです。
息子に「運転して腰、辛かったでしょう?」と聞くと「全然平気だよ」と答えましたが、ほんとうは、かなり辛かっただろうと思います。
その夜の宿泊は大阪の難波です。
いったんホテルに荷物を置いて道頓堀まで出かけました。
前回来た時に、時間が遅くて道頓堀クルーズができなかったのが心残りだったのです。
今回はゆうゆう間に合いました。
両岸に溢れるほどの人の波を見ながら、大阪弁とかなり怪しい英語モドキのガイドさんの案内で、30分ほどのクルーズです。
宵闇が迫る道頓堀は、雑然としてどこか異国風でもあり、なかなか魅力的です。
外国人観光客が多いのも頷けます。
夕食は串カツ屋さんへ。
食事療法は、高カロリー低たんぱく減塩が基本ですから、油を使っていて味がついていない揚げ物は意外にも適っているのです。
翌日の午前中の飛行機で帰って来ました。
その後、息子の腰痛はさらに悪化、通勤も困難になりました。
「おとうさん痛いの、Tが上にのったから?」
3歳の子にそんなことを言われて、このままでいいはずがありません。
遂に腰の手術を決心しました。
ところが、手術の日取りまで決めてその日を待っていると、どういうわけか、症状が好転し始め、
あれよあれよという間に痛みが無くなったのだそうです。
結局手術はキャンセル、今は普通に生活しています。
わからないものですね~
とにかく、良かった良かったです。
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