珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

華の愛ー遊園驚夢

2015年05月19日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

ずっと前から観たかった「華の愛 遊園驚夢」を観ました。

夫がインターネットでCDを借りるというので、ついでに借りてもらいました。

香港映画ですが、主演の一人は宮沢りえさん、

2001年のモスクワ映画祭で最優秀女優賞を獲得しました。

1930年代、蘇州の貴族の当主の第5婦人となった歌姫ジェイドと、

当主の従妹、男装の麗人ランの物語です。

 

貴族の館の一族は、夜毎に催される贅を尽くした夜会に酔いしれる。

その生活は、先祖が蓄えた財宝を売り払うことで何とか保たれているというのに。

没落の日が近づいていることは、皆感じているが、

なすすべもなく、アヘンに溺れるばかり。

やがて売るべき宝も尽きた。

そして、暇を出せれたジェイドと娘が頼るのは、

姉妹のように、恋人のように、いつもジェイドに寄りそうランしかいない。

教師をしているランの家で、

家族のように心静かに暮らす日々だったが、ジェイドは病に蝕まれていた。

そんなとき、ランは学校に現れた美男の役人シンに魅かれて行く。

彼との愛欲に溺れるラン。

それを察して、そっと涙するジェイド。

心が愛するジェイドと、体が求める男と、その間で揺れ動くラン。

見ている方も気が気じゃない。

ランを失ったジェイドはどう生きて行くのか・・・

 

やがて、役人であるシンが、任務を終えて去る日が来た。

心の愛が勝ったのか、見捨てられないという諦めか、

ランは、去っていくシンを静かに見送るのだった。

 

共に過ごした美しく華やかな日々へ想いを馳せながら

 ランとジェイドの心静かな日々が、再びはじまる。

 

 絢爛豪華な衣装と調度品、優雅な音楽、美しい庭園、

アヘンが見せた夢のような映画でした。

宮沢りえさん、頬がふっくらとして ほんとうに美しいです。

ジェイド(翡翠)という名にピッタリでした。

 

 

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (ヒロ)
2015-05-20 05:47:31
その映画知りませんでした。
没落の不安に駆られながらもなす術もなく
享楽にふけるって、フランス革命の頃の
マリーアントワネットのようですね。
人の気持ちは皆同じなのでしょうかね~。

宮沢りえさん、そうそう、
ちょっとほほがふっくらしていた頃
綺麗でしたね~
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ヒロさん、おはようございます (珊瑚)
2015-05-20 06:52:08
読み返してビックリ、1030年代と書いていました。
何時の話だ???
すみません、1930年代と書いたつもりでした。
こっそり直しました。

そうですね、フランス革命のころと似てますよね。

この映画は、面白いかどうかというより、好きかどうかという感じです。

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Unknown (エグランティーヌ)
2015-05-21 21:23:46
なんだか 大人~な映画ですね。
退廃的な映画はあまり好きじゃないけど、宮沢りえの美しい映画って興味あります。
ちょっと見てみたい気がします。
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エグランティーヌさん、こんばんは (珊瑚)
2015-05-22 20:16:39
大人~じゃないような気がします。
退廃的といえばそうかな~、でもそうでもないかな~。
宝塚でやったらいいかなという感じです。

とにかく映像は綺麗です。
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